ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 道路整備課 > やさしい道づくり推進事業

やさしい道づくり推進事業

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

道路整備課

やさしい道づくり推進事業

1 事業の目的

高齢者や障がい者を含む歩道を利用するすべての人にとって、安全かつ快適で歩きやすい歩行空間を確保します。(=歩道のユニバーサルデザイン化) このことを、『やさしい道づくり』と称しています。

2 事業の内容

公共施設・福祉施設・駅等の人が多く集まる場所の周辺(概ね半径1km圏内)の歩道を対象に、

  • 段差改善
  • 歩道内の凹凸改善
  • 歩道拡幅
  • 勾配の緩和
  • 透水性舗装
  • 電柱等歩道内障害物の除去
  • 立体横断施設(横断歩道橋や地下歩道)への2段手摺りの設置
  • 視覚障がい者誘導用ブロックの設置

等を実施します。

<整備イメージ>

やさしい道づくり推進事業の整備のイメージです

3 事業の経緯

 本事業は、事業名の変遷はあるものの、平成5年から実施しており、現在は第8次3ヶ年計画(H25〜H27)に基づいて事業を進めています。

年  度計   画事  業  名

 平成5年度〜平成6年度

第1次2ヶ年計画地域福祉推進特別対策事業

 平成7年度〜平成8年度

第2次2ヶ年計画

 平成9年度〜平成12年度

第3次4ヶ年計画

 平成13年度〜平成15年度

第4次3ヶ年計画共生のまち推進事業
 平成16年度〜第5次3ヶ年計画(平成16年度〜平成18年度)
 平成17年度〜やさしい道づくり推進事業
 平成19年度〜平成21年度

第6次3ヶ年計画

 平成22年度〜平成24年度

第7次3ヶ年計画

 平成25年度〜平成27年度

第8次3ヶ年計画

◆平成25年度事業実施箇所      (主)福島飯坂線 福島市笹谷地内  外14箇所

<やさしい道づくり推進事業整備計画 イメージ>

やさしい道づくり推進事業の整備計画のイメージです

  第8次3ヶ年計画(H25〜H27)選定理由 

  1. 第7次3ヶ年計画からの継続箇所
  2. 主要駅への経路(交通バリアフリー法における特定経路) 
  3. 通行に著しく支障をきたしている箇所 

4 事業の進め方

 やさしい道づくり推進事業は、その事業目的からも、高齢者や障がい者を含む歩道を利用する人たちから意見を聞き、計画検討にあたってはその意見を参考とすることで、事業をさらに有益なものとすることができるという考えから『やさしい道づくり協議会』等の意見交換のための会を開催し、事業を進めています。 また、やさしい道づくりは、国道、県道、市町村道の区別であったり、道路の付属物が道路管理者の管理する物なのか、交通管理者(公安委員会)の管理する物なのかの区別によらず、連続性や統一性を持った整備でなければ効果が半減してしまうので、『やさしい道づくり協議会』等には、地元関係者、福祉関係者、障がい者団体はもちろん、国・市町村道の管理者等のみなさんに参加してもらい連携のとれた事業を行うようにしています。

やさしい道づくり協議会の様子です

やさしい道づくり協議会の様子

<やさしい道づくり協議会等の設置状況(平成25年4月1日現在)>

13市

福島市、二本松市、伊達市、本宮市、郡山市、田村市、須賀川市、白河市、会津若松市、喜多方市、相馬市、南相馬市、いわき市

17町

川俣町、三春町、鏡石町、石川町、古殿町、浅川町、矢吹町、会津美里町、会津坂下町、三島町、金山町、柳津町、西会津町、 猪苗代町、南会津町、只見町、新地町

2村大玉村、西郷村

5 事業の実績

(主)福島飯坂線 (福島市飯坂町平野地内)

福島飯坂線 施工前の状況写真です     福島飯坂線 施工後の状況写真です

施工前                          施工後

側溝蓋のがたつきや防護柵が変形し、歩行者の通行の安全性・快適性が損なわれていましたが、歩行環境を再整備し安全で快適に通行できるようになりました。

(主)二本松安達線 (二本松市亀谷地内)

二本松安達線 施工前の状況写真です     二本松安達線 施工後の状況写真です

施工前                          施工後

歩道の傾斜を緩やかにして歩きやすい歩道に改善しました。

6 今後の方針

歩いたり、自転車に乗ったり、車いすで移動したり、シニアカーで移動したりということが簡単であれば、高齢者の方や障がい者の方にとって、「もっと活動の場を広げたい」と思ったとき自由にそうすることが出来ます。 このことは、今後ますます少子高齢化が進むと予想される中、豊かで明るい長寿社会の実現のためにとても重要です。 そのためにも、『やさしい道づくり協議会』等の場で、地元関係者、福祉関係者、障がい者団体、国・市町村の道路管理者等のみなさんとの意見交換をさらに充実させて、共通認識を持ち、連携を図りながら、やさしい道づくり(歩道のユニバーサルデザイン化)を積極的に推進していきます。 また、やさしい道づくりに関するアンケートを実施し、事後評価を真摯に受け止め、さらなる事業内容・工事手法の改善に努めていきます。

<平成24年度アンケート結果>

《整備された歩道を歩いたり、(車椅子などで)走行したりしていて、整備する前に比べて全体的に「歩きやすくなった」「(車椅子などで)走行しやすくなった」と感じますか?》

アンケート結果の円グラフです 

 「非常に感じる」「やや感じる」との評価 76%(1,158人/1,529人)

 比較的高い評価をいただきましたが、まだ多くの改善要望をいただいておりますので、引き続き事業内容・工事手法の改善に努めていきます。

このページのトップに戻る     道路整備課のトップに戻る

ご意見お聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

※1 いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
※2 ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。