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ふくしま住宅建築賞

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月11日更新

ふくしま住宅建築賞の概要

 (公社)福島県建築士会では、住まいに対する県民のニーズと社会的要請に応えるべく、地球環境にやさしく、地域の周辺環境に調和し、美しい景観の形成に寄与するとともに、安全で安心で快適な住まいづくりに貢献した方々を表彰することにより、ふくしまらしい住まいづくり並びに魅力あるまちづくりの意識の醸成を図ることを目的に、「ふくしま住宅建築賞」を実施しています。

 第22回からは、「ふくしま型の住まいづくり」(※)に対する意識の醸成を図り、住まいの文化の向上に寄与しているものに対して、「福島県知事賞」を贈ることになりました。
 詳しくは(公社)福島県建築士会のホームページをご覧ください。

 ※ふくしま型の住まいづくりとは
  住まいに関わる地域の方々の協働による地域資源を生かした良質な住まいづくり

 ふくしま住宅建築賞【(公社)福島県建築士会HP】

表彰式の様子

平成30年6月15日(金)に伊達市の保原体育館において、「ふくしま住宅建築賞」(第23回)の表彰式が行われました。

賞状授与

村井弘道土木部次長(建築担当)から「福島県知事賞」を授与される設計者の秋月直道氏

福島県知事賞受賞作品

 ◆Cypress House

 設計者 : 秋月 直道 氏

 施工者 : (株)小島建築センター

 建築主 : 星 雅弘 氏

外観   内観

 【講評】

 玄関を開けると、家中に広がる桧の香りに圧倒された。貴重な「会津産の桧材」を外装材、構造材、床・壁・天井、根太から野地板まで贅沢に使用している。分離発注で施工が行われ地元業者の協力により建築されたこの建物は、住まいに関わる地域の方々の協働による地域資源を生かした良質な住まいづくりとして、今回、福島県知事賞を受賞した作品である。
 北西からの季節風と道路からの騒音に配慮し、暮らしを守るL字型に配置計画された建物は、地域特有の配置計画だ。L字型にすることによって生まれた庭に面したリビングが家の中心になる。その中心的なリビングは明るく開放的で「内」と「外」を一体化し、2階へとつながり、広がりに連続性が感じられる。
 若いご夫婦の家ではあるが、隣地には畑があり、遠くには山々が見え、周辺の自然環境とのつながりや自然素材との関りも大事にし、科学石油製品を使用しない、また木材の経年変化を楽しめる家造りになっている。さらに木材のぬくもりをどこにいても感じられ、大黒柱や家具類には施主の強いこだわりが込められている。 
 これから未来ある子供が育つ家として、心が豊かに育ち、身体がリラックスでき、家族が一緒に健やかに成長できる家だと感じられた。

【設計者コメント】

 住まいの「内」と「外」をうまく共生させていくことで、周辺の自然環境と親密に調和してゆく住宅を目指した。
 強烈な季節風と道路騒音から暮らしを守るため、東南に開いたL字型の形状とし、その結果生まれた「中庭」を、「濡縁」を媒体に「リビング」と連続させた。空間の広がりに連続性を持った陽光あふれる、内外が一体となった生活空間が生まれた。
 外装材、構造材、内装材の仕上げ材は勿論、根太から野地板まで全てを「会津産の桧材」としている。特に外装材は発注者との協議の上で化石塗料は使用せず、時の経過に連れその風合いを増し、桧の持つ本来の美しさを増してゆく、経年変化を楽しむ選択となった。
 構造的には大黒柱で支えた西側2階建て部分と東側寝室、浴室部分で全体を固めリビングを登り梁の開放的な空間としている。桧材がそのまま仕上げ材であることから事前に周到な計画を行い、接合金物や配管、配線などを見せない工夫など細心の注意を払いながら施工した。

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