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日中ダムの紹介

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年8月7日更新

日中ダムのかんたん解説

⒈ダムの形式

 使用目的や構造は、土地の地形や基礎地盤の強さによって様々です。
 日中ダムは「中心コア型ロックフィル」というダムです。
 断層のある地域に適しており、土や岩石を材料として使用しダム中央部をコアと呼ばれる粘土質の材料を盛り立てて、水漏れを防いでいます。

ダムの形状
⒉ダムの規模

 堤体の高さ 101.0m、鶴ヶ城の約3倍の高さがあります。
 堤体の長さ 423.0m、16両新幹線(400m)より長いです。
 堤体の体積 489万㎥、東京ドーム4個分もあります。 
ダム堤体写真

 ダム湖の面積 0.79㎢ 東京ディズニーランドとほぼ同じ大きさです。
 ダムの貯水量 2,460万㎥、小学校の25mプールの水、約6万杯分に相当します。
ひざわ湖の写真

⒊ダムの目的

洪水を防ぐ…ダムがとめることのできる洪水の量、11,000,000㎥。 

 梅雨の時期や台風などで河川が増水しても、ダムが一時的に水を貯め、水量を調節しながら下流に流すことで河川の氾濫を防いでいます。

水道水の確保…ダムから1日に送る水道水の量、22,400㎥。

 渇水で水不足のときにも困らないように、計画を立てて生活に必要な水道水を確保しています。

農業用水の確保…ダムが水を送る田畑の面積、4,558ha。
 
 会津盆地北部の農地や水路に計画を立てて流し、農業や工業を応援しています。

水力発電…ダムから生まれた電力、最大出力1,700kw。

 ダムから水路へ流れる落差90mの水力を生かし発電し、電力会社を通して家庭に届けています。

ダム放流の写真