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木戸ダム概要

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年11月30日更新
 木戸ダム概要

木戸ダム概要


 木戸ダムが建設された木戸川は、福島県東部の双葉郡川内村、楢葉町に位置する流域面積263.1km2、流路延長48.1kmの二級河川で、檜山、大滝根山など阿武隈高原の山々にその源を発し、山間部を東流して途中小白井川、金剛川などの支川を合流しながら太平洋に注いでおり、下流部には楢葉町の市街地が形成されています。 かつて、流域には昭和46年、52年、61年及び平成元年に洪水被害が発生し平成元年8月の集中豪雨では過去最大の被害をもたらしました。一方、昭和49年、62年及び平成6年から8年には深刻な水不足に見舞われ、中でも平成8年8月1日から20日までの降水量は福島県浜通りで2ミリと少なく、農作物等渇水対策本部が設置されました。また、双葉地方は火力・原子力発電の電源地帯であることに加え、現在整備中の常磐自動車道の延伸により双葉の5町(双葉町・大熊町・富岡町・楢葉町・広野町)が推進している工業団地の造成など、急激な地域開発が進み、これまで依存してきた地下水の取水可能量が限度に達していました。こうして、双葉5町より多目的ダムの建設が強く望まれ、木戸川総合開発事業の1つとして木戸ダムが建設されました。

 

  緒元

 上下流面図

  標準横断