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小玉ダムの構造

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月30日更新
 小玉ダムの構造

夏井川水系小玉ダム 



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小玉ダムの概要ダムの構造ダムの目的ダムの管理ダムの管理設備ダムの構造

ダム型式(だむけいしき )は重力式コンクリートダム

貯水池の水圧荷重やその他の荷重に堤体の重さによって対抗し、 これをダム基礎の岩盤に伝えるコンクリート製のダムで、非常に強固な岩盤の上に造られます。 必要な堤体重量を確保した堤体断面(三角形)を有する構造物となります。コンクリートダムとしては最も一般的なものです。

ダム主要3面図▲ダム主要3面図(クリックで原寸表示します)

小玉ダムのコンクリート 打設工法

RCD工法(あーるしーでぃーこうほう)Roller Compacted Dam-Concrete の略。 セメント量を少なくした超硬練りのコンクリートをブルドーザーや振動ローラー等を使用して締め固める工法です。 山口県の島地川ダムで世界で初めて採用され、最近では宮ヶ瀬ダムや月山ダムなどの大型ダムでも採用されている工法です。

洪水調節方式は自然調節 方式(しぜんちょうせつほうしき)

ダム放流量を人が制御していく機械式水門を装備していないダムの洪水調節方式です。 流入した洪水の一部はダムに設けられた常用洪水吐(穴)から放流され、 放流量はダムの水位(水圧)によって自然に(自動的に)変化していきます。

洪水吐

ダムには洪水吐を設けることになっています。 洪水吐は上流から、流入部、導流部、減勢工に区分されます。洪水調節を目的とする小玉ダムでは、 常用洪水吐と非常用洪水吐があります。

常用洪水吐洪水調節に用いる洪水吐。常用と非常用の2種類の洪水吐を持つダムの場合の言葉で、 通常はこちらの洪水吐を用いて洪水調節時に下流河川が流下可能な水量を調節放流するために用いる設備をいいます。
常用洪水吐・ダム下流からダム下流から常用洪水吐・ダム上流からダム上流から幅:4.5m 高さ:3.3m
非常用洪水吐常用洪水吐に対する言葉で、ダムの設計洪水流量のうち、常用洪水吐の放流量を上回る部分を放流する洪水吐をいいます。非常用洪水吐幅:108.0m 高さ:2.0m

放流設備

水道用水・工業用水・農業用水・河川の正常な機能を維持のための放流設備で、 メンテナンスなどにおいて貯水池の水位を低下させるためにも使用されます。 小玉ダムには小放流のための口径200mm(最大放流量0.6立方m/s)と通常放流のための 口径600mm(最大放流量6.3立方m/s)のジェットフローゲートがあります。

放流バルブ放流バルブ 左側口径:600mm、右側口径:200mm

取水設備

小玉ダムには表面選択取水設備が設置してあり、利水のために必要な水量をダム湖から取水放流するための施設で、 ダム下流の農用水には比較的温水が必要なことからダム湖の表面水を放流する操作が行われます。 (小玉ダム湖の深い部分の水温は真夏でも5℃と低い。

取水設備赤線から上の水を取水しています。


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福島県小玉ダム管理所 〒979-3122 いわき市小川町高萩字釜ノ前1-25

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