小名浜港(5号・6号ふ頭)
5号・6号ふ頭(とう)
5・6号ふ頭(とう)は、船舶(せんぱく)の大型化(おおがたか)と、石炭(せきたん)等のバラ貨物(かもつ)の集約化(しゅうやくか)を図(はか)るため平成6年度から国と県が一体となって建設(けんせつ)を開始(かいし)しました。ふ頭(とう)の外枠(そとわく)である護岸(ごがん)・岸壁(がんぺき)の建設(けんせつ)、土砂(どしゃ)による埋立(うめたて)は平成13年度までに完了(かんりょう)し、平成15年度末には、荷役機械(にやくきかい)の設置工事(せっちこうじ)、道路(どうろ)の整備(せいび)等が完了(かんりょう)しました。そして、平成16年4月には全面(ぜんめん)が供用開始(きょうようかいし)され、現在(げんざい)では大型貨物船(おおがたかもつせん)が接岸(せつがん)し、石炭(せきたん)等の鉱産品(こうさんひん)を中心(ちゅうしん)とした荷役(にやく)が行(おこな)われています。また、平成19年5月には県営(けんえい)ホッパ分岐施設(ぶんきしせつ)の供用(きょうよう)が開始(かいし)されました。
5・6号ふ頭(とう) は、全体(ぜんたい) の面積(めんせき) が約33.3ヘクタールで2つの大型岸壁(おおがたがんぺき) を備(そな) えています。耐震強化岸壁(たいしんきょうかがんぺき) を備(そな) えた第一号岸壁(がんぺき) は水深(すいしん) 12m、延長280mで総トン数30,000トンの船舶(せんぱく) に、また、第二号岸壁(がんぺき) は水深(すいしん) 14メートル、延長(えんちょう) 280メートルで総トン数55,000トンの船舶(せんぱく) に対応(たいおう) できます。
係留施設
名称 | 延長(m) | 水深(m) | 船型 | 船隻数 | 主要取扱貨物 | ||
5号ふ頭 | 第1号岸壁 | 240 | -12.0 | 30,000 | 重量トン | 1 | 鉱産品化学工業品 |
小舟溜 | 170 | -4.5 | 1,000 | 重量トン | - | ||
6号ふ頭 | 第1号岸壁 | 280 | -14.0 | 50,000 | 重量トン | 1 | |
第2号岸壁 | 130 | -7.5 | 5,000 | 重量トン | 1 | ||
第3号岸壁 | 130 | -7.5 | 5,000 | 重量トン | 1 |
荷役機械
機械名 | 型式 | 捲上速度 | 能力 | 設置場所 |
橋形クレーン式アンローダー | 24トン | 120m/分 | 800トン/時 | 5号ふ頭(1基) |
バケット式連続アンローダー | - | - | 1,500トン/時 | 6号ふ頭(2基) |
ホッパ分岐施設 | ベルトコンベア | - | 1,550トン/時 | 6号ふ頭(1基) |