学校給食モニタリング事業当月検査結果
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月8日更新
学校給食モニタリング事業における放射性物質検査結果について
福島県では東京電力福島第一原子力発電所事故の発生を受け、児童生徒等の安全安心の確保のため、学校給食における放射性物質の有無・量について分析検査をしたのでその結果をお知らせします。
検査の概要
実際に学校給食調理場で提供された給食1食分丸ごとについて検査を行い、どの程度放射性物質(セシウム134、セシウム137)が含まれているかを継続して把握しています。
検査対象は、今年度検査希望18市町村、及び給食実施20県立学校
検査の方法
ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリーによる各種分析
測定時間 1,000秒/検体(2kg)
検出下限値 1Bq/Kg
検査結果
令和5年4~11月分検査結果
検査月 | 検査対象市町村数 | 検査対象県立学校数 | 合計検体数 | 放射性セシウムの検出件数 |
---|---|---|---|---|
4月 | 16 | 19 |
266 |
0 |
5月 | 17 | 20 | 264 | 0 |
6月 | 17 | 20 | 300 | 0 |
7月 | 18 | 20 | 213 | 0 |
8月 | 15 | 12 | 69 | 0 |
9月 | 17 | 20 | 301 | 0 |
10月 | 17 | 20 | 311 | 0 |
11月 | 17 | 20 | 314 | 0 |
【参考】 厚生労働省が示す食品衛生法に基づく放射性セシウムの基準値(平成24年4月1日から施行)
食品群 |
|
|
---|---|---|
放射性セシウム(Cs134、Cs137) | 一般食品 | 100 |
乳児用食品 | 50 | |
牛乳 | 50 | |
飲料水 | 10 |
※ 放射性ストロンチウム・プルトニウムなどを含めて基準値に設定されています(カリウムは除く)
※ 体重60kgの日本人には、カリウム40という放射性物質が4,000Bqあるといわれています。
(出典:一般社団法人日本原子力文化振興財団)