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15:クリス・デハーン さん(カナダ)

 11月に、いわきや周辺地域を訪れる機会がありました。災害の影響についての質問に対する答えが得られ、美しい地域も経験することができました。

 まず、最新の機械や技術が放射能、特に果物や野菜の放射性のレベルをモニターするのに使われているのか詳しく学びました。検査されていることは、漠然と知っていましたが、ツアーで詳しい説明を受けることができました。そのことを同じように曖昧な考えを持っている多くの友人に伝えました。

 いわきで、多様かつ力強い生産が進んでいることを見て、いわきに対する私の印象が変わりました。温室では優れた農業生産をしていました。小さな環境重視型コットンフィールドは、興味深いニッチビジネスです。魚の加工工場では、国内外を問わず競争力がある勢いがありました。結局、多くの困難にも関わらず、いわきは、前向きに進んでいるようでした。被災した方たちのスピリットを知り、嬉しかったし、地域の未来について楽観的に考えるようになりました。
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 ツアーの中で、最も感動的だったことは、海岸部を見たことでした。土台や古い溝がある空き地を見ると話しや写真よりも災害がリアルになりました。この場所には、唯一立っている神社があり、一番記憶に残るものの一つになると思います。コミュニティの商店街や復興への確かな兆しから、災害も過ぎ去り、再建もできることが感じられました。仕事に悪影響を受けた方たちと一緒でしたが、津波で家を流された方たちは、今でも人を歓迎し、親切でした。南相馬も見ましたが、津波で破壊され、流された地域は、回復に相当の困難が伴うと感じてそこを去りました。いわきを見た後、前より楽観的になり、やがて生活も正常になると思いました。
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 ツアーの構成は、完璧でした。企画や引率の方たちの効率的な動きのおかげで、2日間で多くの事をすることができました。前回のフィードバックで改善されたので、急ぐことや、退屈になることがなく、美味しい食事を楽しみ、いつも何が起きているのかも分かりました。今までで、一番良いツアーだったと思います。最後に美しいお寺で、ツアーが終わったことは、最高でした。
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