2015年10月JETスタディツアー参加者レポート07

　福島県は本当に素晴らしい場所で、不当に評判が落ちていると思います。福島に引っ越す前に、心配していたＪＥＴ参加者は私だけではなく、多くいたと思います。しかしこれまでの福島での経験のおかげで、全く心配する必要がなかったと言えます。福島に来てから数か月しか経っていないのですが、今までの経験のひとつのハイライトがＪＥＴスタディツアーでした。

　ツアーを通し、福島県の文化や歴史を代表する観光地を訪れたり、復興の取り組みについて学んだりしました。お米の検査場、地熱発電所や農業施設などを訪れました。県は福島の安全の発信だけではなく、安全を証明しようと頑張っています。福島県民の努力のおかげで、県産の食品の安全を確保し、国際的基準を大きく上回るとても厳しい検査体制を設けています。県のエネルギー政策も進歩的で、最先端の事業を数多く推進しています。

　復興の取り組みについて学ぶのも喉が渇く仕事で、それでツアーの中で酒造にも行きました。県産の美味しいお酒を試飲し、これからの福島生活がますます楽しみになってきました。

　発電所とお酒だけではなく、会津の鶴ヶ城や江戸時代風の大内宿など、福島の観光地にも行きました。
特に印象に残っているのがネギそばで、皆でお箸ではなく、ネギを使ってそばを食べようとしている姿が面白かったです。

　ツアーで農家民泊をし、福島県民の優しさを経験することができました。私が泊まった農家の夫婦がとても優しく、美味しい食事を作ってくれ、三味線の演奏もしてくれました。

　ツアーを通し、福島の魅力を経験し、これから友達や家族に伝えたいと思います。