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2015年11月JETスタディツアー参加者レポート13

2015年11月ツアー参加者13名前: チェイス・ライオンス(アメリカ)

 10月に参加したツアーで、福島に将来住む人が安全で、幸せであることを、福島の人たちは心の底から望んでいることを目の当たりにしました。この11月のツアーで、2011年の悲劇から福島がどのように前進を続けてきたのかを知りました。震災の余波に耐えなければならなかった人々の奮闘、復興に向け取り組んできた歩み、企業等の現在の状況を学びました。震災で多くの人がなくなり、家が壊れました。しかしそれ以来着実に前進しています。安全でおいしい福島の食べ物は愛情館のファーマーズマーケットや三春ハーブガーデンのレストランなど、福島のいたるところで、食べることができます。しかし、食の安全に対する基準だけを人々は守ろうとしているわけではありません。文化的な遺産、伝統、慣習もまた守られ維持されています。だるま製作、古典的な日本庭園の散策、和紙の紙漉き体験、素敵な呈茶体験を通して、伝統的な日本の文化に初めて触れることができました。しかし、まほろんで文化保存の力強い参考例を目撃しました。そこでは調査や人工修復をしながら文化を保存しようとする努力を学びました。まほろんでは、多くの異なる古代の遺物や伝統を記録し、分類しているだけでなく、多くの最近の文化的なものを守ってもいます。特に、津波で大変被害を受けた地域に対してです。修復する役割の人、文化人類学者、そして避難している住民と協力し、救出できる文化財を一生懸命探し、昔から代々受け継いできた伝統を守っています。実は私は来年、12年に1回しか開催されない祭りに参加する予定です。震災で受けた凄まじい被害がまだ記憶にくっきり残っていますが、福島の復興がどんどん進んでいます。ららみゅうやアクアマリンなどがすぐ再オープンを果たし、客の数はまだ震災前ほどではないが、このまま情報発信を続ければ、どんどん福島の魅力に気づいてくれる人が増えていくことでしょう。

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スタディツアー風景
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