2016年02月JETスタディツアー参加者レポート09

　２月末の週末、私は再びJETツアーに参加する機会に恵まれました。今回は相双地区をメインに回りました。最初に訪れたのは、南相馬にある太陽光発電所であるアグリパークです。ここでは私たちは、津波によって破壊された土地を建設的な姿勢で再生しようとしていることについて学びました。ソーラーパネルは自分でもつけられて、それで再生可能エネルギーを自分自身でつくるなんて、ただ単に電気をどこかからもらうという感じではなくて面白いと思いました。

　そのあとは侍の鎧を身に着ける体験をしました。大変興味深いものでした。また、その侍に関する南相馬の祭りは、１０００年も続いていると聞きました。そういった祭りは、一つか二つしかないようです。

　次は和田苺農園での苺狩りです。ここでは３０分間、好きなだけ苺を食べることができました。

　南相馬での最後の見学場所は南相馬メモリアルセンターです。ここでは、私たちは２０１１年の津波によってもたらされた甚大な被害について学びました。その日どれほど多くの命が失われたかを示す小さな展示物には目を奪われました。

　箕輪スキーリゾートに滞在した翌日は、スキーの練習をして過ごしました。初めてだったので時間がかかったけれども、本当に楽しかったので、シーズンが終わる前にまたやってみたいと思います。　

　最後に私たちの旅は福島市の原子力センターでの大変情報にあふれた講義で幕を閉じます。そこでは放射線についてや、それがどのように体に影響をおよぼすか、また除染の過程に加えて福島の放射性レベルについても学習しました。福島を取り巻く放射能について知ることができて、少し不安が取り除けました。

　楽しく、そして有意義でしっかりとした情報を得られた福島の旅に感謝いたします。　

スタディツアー風景01	スタディツアー風景02
スタディツアー風景03	スタディツアー風景04