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2016年02月JETスタディツアー参加者レポート14

2016年02月ツアー参加者14

名前: ジェニー・ブルームフィールド(イギリス)

 2016年のスタディツアーの主な目的は、津波と、核の災害、またそれに引き続く復興への歩みについて学ぶことでした。今回の旅の終わりに至るまで、私たちは南相馬や福島市のさまざまな場所を訪れました。南相馬では津波の被災者のための記念施設を訪れ、圧倒的な津波の広がりとその破壊の様子を映像で観ました。また、苺農園を訪れ、美味しい苺を堪能するとともに、津波と放射能がいかに彼らの仕事に影響を与えたかを知りました。幸運なことに、土壌は汚染されておらず安全なことが証明されています。経営は少しずつ回復傾向にあるようです。福島市では、除染にかかわる施設を訪れ、情報がふんだんに詰まったプレゼンを聞き、福島の除染の計画について学びました。また、原子力に代わるエネルギー、つまり再生可能エネルギー資源をいかに追求するかについて取り組んでいるかを知りました。この施設は、太陽光エネルギーを生み出したり自給自足を確実なものにするだけではなく、その持続力についても、子供たちに教えていたことが驚きでした。

 福島と南相馬は観光でPRできると、このスタディツアーは教えてくれました。苺狩りは言うまでもなく、箕輪での朝のスキーやスノボは本当に楽しかったです。福島に降り積もった雪は、ウインタースポーツには最適でした。箕輪は、レベルに応じて滑るスロープの種類がたくさんありました。

 ツアーの目玉は、南相馬での有名なサムライの祭りでした。幸運なことに、その祭りで使われている鎧を着ることができました。楽しい経験となりました。

 最後に、このツアーでは災害の衝撃から、復興により今の姿がいかにかけ離れているかを知ることができました。そしてこれからも、この復興はきっと続くことでしょう。

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