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2016年10月JETスタディツアー参加者レポート13

名前: レアーナ・ドミニチ国籍: アメリカ

 10月22日から23日にかけて、2016年秋のJETスタディツアーに参加することができました。そのおかげで、日本滞在中に、自分のふるさとと呼ぶことができる福島県について探検し、学ぶことができました。

 最初の訪問先は、JA農産物直売所ここら矢野目でした。店内の美味しい農産物を買える(売り切れていない)時間に着いたので、助かりました。普通の農産物直売所のように見えますが、2011年3月11日の自然災害と原子力災害後5年間福島が歩んできた道を見せています。

 災害後、福島の農産物について、多くの誤報がありました。福島に来てから、商品が店頭に並ぶ前に、多くの労力を費やして、全ての県産品がテストされていることを知りました。今は、母国で食べるよりも福島で食べるほうが安全性が低いとは思っていません。

 昼食に吾妻庵で食べた流し素麺は、今まで日本で食べたものの中で一番美味しかったものの一つです。そこでのランチの予定を知り、とても楽しみにしていました。日本に来る前に、このスタイルの食事をオンラインビデオで見ていました。夏の間だけしか食べられないと思っていました。福島にこのスタイルの場所があって良かったです。

 みちのく観光果樹園で、フルーツ狩りを楽しみました。ハワイには、リンゴの木がないので、新鮮なリンゴを初めて収穫しました。とても美味しかったです。将来、様々な品種の果物を収穫する機会が沢山あれば良いと思います。

 3ヶ月間の日本滞在中、幾つか温泉に行きましたが、現状については、あまり知りませんでした。土湯温泉バイナリー発電所の方が、有益な話をしてくれました。構造の大きさと周囲の自然環境に見事にフィットしている様に驚きました。

 松雲閣旅館は、とてもキュートでした。温かい伝統的テーマを楽しみました。直ぐスタッフ全員の歓迎を感じました。お部屋の大きさにも驚きました。ホテルで飼われている二匹の猫がとても可愛かったし、一緒に楽しく遊びました。

 旅館の温泉も楽しかったです。忙しい観光で寒い日を過ごした後で、洗い流し、熱いお風呂に入るのは、とても良い気分でした。定食の日本料理が出た夕食と朝食が、素晴らしかったです。綺麗な無料の浴衣を夕食のときも着て楽しかったです。

 自作のこけし絵付けは、本当に楽しい文化体験でした。東北地方が、こけしで有名なことを全然知りませんでした。とてもキュートで、ユニークな日本の文化遺産です。もう一度、絵付けをトライしたいです。

 福島県環境創造センターでは、とても教育的な体験をすることができました。分かりやすかったし、ついて行くことができました。ビジュアル的なディスプレイが沢山あり、前に進むために福島県全域で為されることが説明されていました。この施設は、とても大切です。災害や進行中の復興について公衆に事実を教えているからです。スフィア内で、プレゼンテーションを見たとき、大きな感動を覚えました。福島滞在中に、自分がすべきパートについて考えさせられました。

 レストランSARARAでは、各種の食べ物の品揃えが豊富でした。西洋と東洋の料理が様々にミックスされて隣り合わせに並ぶのを興味深く見ました。何品かは、まるで違っていましたが、ある種のハーモニーがありました。全品とても美味しかったです。

 あぶくま洞の眺めに驚きました。すでに福島がとても美しいことを知っていましたが、発見したい自然美がある別箇の地下世界もありました。こんな世界を見たのは、初めてでした。見たがっている家族や友人も数名います。

 私は、それほどアニメファンではありませんが、ガイナックスのスタジオツアーは、楽しかったです。アニメ制作のプロセスを学び、面白いと思いました。12から13のエピソードを作るのに、あれだけ多くの作業が必要だったことは、思いも及びませんでした、ガイナックスが制作したアニメを既に自分が知っていたことに驚きました。ツアーの最後に、全員でキャンバスに絵を描きましたが、本当に楽しかったです。

 今回のスタディツアーで過ごした時間を本当に楽しみました。そこに行かなければ知らなかったことが沢山ありました。最初にJETプログラムに申し込んだとき、福島は、私の最優先地でした。福島県ほど、私の支援を必要としている場所は、日本では、他にないと思いました。このスタディツアーの体験が、日本でベストを尽くそうと私を駆り立てました。福島県の人々に、ここでの生活を楽しんでいることと、お役に立つためにここにいることを知らせてあげたいと思います。

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