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2016年10月JETスタディツアー参加者レポート14

名前: ステーシー・スミス国籍: アメリカ

 JETプログラム申込が許可された時、感激しました。それが直ぐ心配に変わりました。行き先を友人や家族に告げると、何度も「そこは、核の荒野ではないか」「暗闇で光るようになってアメリカに帰ってくるようになるわよ。」友人や家族は、JETプログラムを断って、来年再応募すれば、福島に行くことがないなどと言いました。

 直ぐ心配になりました。福島に住んで、ガンになりたくはないと思いました。 日本に移る準備として、自分で調査をすると、それほど危険ではないので、住むには何も問題がないと言われました。思い切って来てしまいましたが、来て良かったと思っています。来日以来、福島の安全性と地域の復旧のために福島県の人々が実施している努力についてプレゼンテーションを沢山見せていただきました。復興努力と福島が受けた放射能の影響の実態について多くを学びました。私は、シーベルトについて学び、リアルタイムで周囲の放射線を測る機械以外に、自分の放射線被爆量を測る小さなクリップをもらいました。ツアーは楽しかったのですが、好きな部分は、(エネルギーセンター)でした。そこでは、津波、原発災害、復興努力について詳しく説明がありました。とても教育的で、これだけでもツアーに来て良かったと思いました。温泉を地元の町の電気供給のために利用している土湯温泉の地熱発電所もとても楽しかったです。それを見て、福島が再生可能エネルギーの利用のために全力を尽くしていることを知りました。

 全ての行程が終了して、前よりも安心して住めるようになりました。また、メディアが、恐怖心を利用して、実際よりも福島を悪く報道することを心配しました。福島の人々は、震災後、もっと良くしようと全力を尽くしており、良い結果をだしていると思います。偏見に満ち恐怖をあおるメディアの記事を読んで、がっかりしないでください。多くの、できれば相反する情報源を探してください。友人や家族が福島に行かないように言ったことを聞かないで良かったと思います。思いきって来て良かったです。これ以上の配置は、考えられません。

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