ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

(県外JETスタディツアー)参加者レポート01

名前: ハン・ヨウ(樊 蓉 )勤務先: 青森県弘前市役所経営戦略部広聴広報課

 福島は今大丈夫でしょうか。観光客はあまりいないのでしょうか。町中は寂しいでしょうか。親は心配するかもしれません…など、今回のツアーを申し込んだ時もいろいろ心配していました。でも、どうしても自分の目で見たい気持ちが強かったで、この良いチャンスを見逃したくないと思って初めて福島の土地に足を踏み入れました。

 郡山駅に到着したらびっくりしました。駅内に人は多くて、商売もにぎやかで、仙台駅と比べるレベルだと感じました。また駅から出たら、いい天気に恵まれ、目の前に広い道路、きれいなバス停、落ち着いて人々もたくさん歩いていました。居心地良い町だというのが福島への初印象でした。

 その後の二日間、県庁職員の周到な手配のおかげで、楽しく、充実した福島発見ツアーを送りしました。環境創造センターで3/11からの五年間、人々はどうやって地震、津波、原発と向き合って、戦っていたことをより近く、深く勉強しました。昼食は三春ハーブガーデンで、新鮮な野菜とお肉は美味しかったです。家族連れて遠くから車で来て、長い列を並んで食事を待つ人々からここの人気が分かるような気がしました。午後は会津若松市のお城を見ました。世界中からの観光客がいっぱいで驚きました。空の青、紅葉の赤、銀杏の黄、森の緑、お城の白を混ぜて、まるで絵の中にいるような感じでした。そして自分なりの可愛い「赤べこ」を塗り、夜温泉宿で温泉に入り、初めて馬肉の刺身を食べました。

 翌日の朝、露天風呂に入りながら湯野上地域の景色を満喫しました。また嘗て高い人気を持っていたかやぶき屋根の湯野上温泉駅を訪れ、周辺の「塔のへつり」(昔は海でした)を見て、昼ごろ全員は 「大内宿」でそば打ち体験をしました。中国の麺の作り方と大体同じで楽しんでいました。会津若松駅で皆様と別れ、同行の友達と一緒に猪苗代湖に足をのばしました。大学時代この湖の面白い名前がみんなに笑われましたが実際に名前より美しかったです。鴨達が優雅に泳い、芦とささ波が立って、清らかな磐梯山に記憶に残しました。

 ただ二日間のツアーは短かったけど、福島へのイメージは大きく変わりました。復興への道に歩む人々に自分のできるだけの力を注ぎ、応援したいです。

 絶景を持つ只見線鉄道、五色沼、千年超える歴史がある温泉、野口英世の記念館、喜多方のラーメン…福島について、未知なところはまだたくさんあります。来年また福島に来たいです!家で風評を聞きながら心配するより、自分の五体六感で体験し、現状を認識する方がいいのではないでしょうか。一回のツアーですべてを変える力はないかもしれませんが、より多くの人々は災害にあった福島のもう一面・美しい福島、商売繁盛な福島であることを認識させるべきだと実感しました。痛みを癒すのは時間がかかりますが、福島のこれからは一歩一歩よくなるよう祈って、期待しております。

ツアー風景

概要のページへ戻る