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(県外JETスタディツアー)参加者レポート08

名前:  ヤクポフ・ウラル勤務先: 秋田県企画振興部国際課

 福島県スタディツアーへの期待に胸を膨らませ、5日の朝5時に起きるはずだった私ですが、夜中2時まで寝られませんでした。3時間しか寝られずに、6時24分発の東京行き秋田こまちに乗り、やっと車内でぐっすり寝ようかと思いきや、仙台での乗り換えを心配していて、うとうとしか眠れなかったのです。仙台で無事に乗り換え、郡山駅に向かいました。福島県に入ってから車窓から絶景を眺めていて、郡山駅に近づくと車内で背の高い金髪の外国人を発見しました。もしかすると彼もツアーに参加するのではないかなと思い、駅で降り皆さんとの集合場所まで行ったら、確かに私の予想が当たりました。宮城県の国際交流員でした。

 皆が集まってからいよいよバスに乗って、福島県環境創造センターに向けて出発しました。ちょうど2011年に日本への留学を考えていた私は福島県環境創造センターを視察することで、大地震、大津波や原子力災害の恐ろしさ、そして環境回復、環境創造や維持の大切さを分かることができました。センターの見学が終わってから、サララというレストランで現地の新鮮な食材を使った料理を味わえました。私自身は胃袋が小さくあまり食べない方ですが、あまりにも美味しく動けないほど満腹でした。

 昼食を済ませ、会津に向かいました。くねくねとしていた山道を走っていたバスの中でツアー参加者との交流を楽しむ一時間でした。会津は綺麗な紅葉で我々を迎えました。物作りが好きな私は会津の民芸品である「赤べこ」の絵付け体験を通じて会津の文化に触れることもでき、鶴ヶ城散策のお陰で歴史的な雰囲気を味わえることもできました。次の目的地は宿泊先のホテル大坂屋でした。ホテルは自然豊かな所に位置し、大川の清流を眺めながら温泉を堪能できます。ちょうど夕食まで1時間の余裕があったので、1日の疲れを取ろうと早速お風呂に入りました。リラックスしてから、夕食で美味しい郷土料理や福島県産の日本酒を頂き、さらに参加者との交流を深めました。宴会場にはカラオケも設置されていて、気軽な時間を過ごしました。最後にもう一度温泉を満喫しようと思い、露天風呂に入りました。最高な1日でした。

 次の日は宿泊先で朝ご飯をとってから、湯野上温泉駅舎、塔のへつり、大内宿の見学に行って、大内宿のそば屋さんでそば打ち体験をしました。前もそば打ちをやったことがあるので自分の技を磨いて自分で作ったそばを食べて大満足でした。それから、バスに乗って会津若松駅経由で解散場所の郡山駅に戻りました。福島県のツアーが楽しく、新しい友達もできましたが、分かれる時に寂しくてたまらなかったので、もう一日あったらいいなと思いました。秋田行きの新幹線に乗って、嬉しいような寂しいような気持ちで帰り道を過ごしながら、無事に帰宅しました。今度、また皆と福島であったらいいなと思います。
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