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(県外JETスタディツアー)参加者レポート13

名前: ケルシー・レクナー勤務先: 栃木県産業労働観光部国際課

 今回は、三度目の福島訪問です。最初の二回は、3/11の震災で被害を受けた海岸沿いのいわき市でした。訪問の目的は、まるで異なり、最初は、震災被害者が住む仮設住宅でのボランティアで、二度目は、ユニークなスパリゾートハワイアンズで、自分のお祝いをするためでした。福島は、県として、両極性があり、深みを感じさせると思いますし、今週末のツアーは、その考えを拡げるものでした。

 今回のツアーでは時間と県内各地を通り抜け続けました。最初に、環境創造センターで、放射線と5年前に起きた三重災害にどう向き合ってきたのかを学びました。そして、新鮮なカレー、麺類、温かいサラダや冷たいサラダ、デザート、ハーブティーバー、その他に思い出せないほど種類が豊富なバイキンクレストランに行きました。今までで、ベストのバイキングだったことは、間違いありません。

  そこから、歴史を学び始めました。悲劇的な戦争が何度も起きた会津若松の歴史的意義について学びました。この場所が、私にとって特別だと感じられた理由は、戦死した男性に焦点を当てているだけではなく、勇敢に困難に立ち向かい、鶴ヶ城で共に戦った多くの重要な女性達にもスポットを当てているからです。地方色が濃く温かくもてなしてくれた温泉旅館で一泊してから、もっと時間を遡って、何世紀も外観を保ってきた観光名所の大内宿を訪れました。勿論、天ぷら蕎麦饅頭や自作の蕎麦等、もっとすごい食べ物もありました。その上、旅館からの景色や塔のへつりのつり橋は、紅葉が最高に美しいこの時期、豪華絢爛でした。

 実際に行ってみないと、その面積の広さや状況の点で、福島の深みを実感(またはティスト)することが難しいと思います。福島が抱える問題がまだ沢山あります。それは、他の県と同じものであり、独特のものでもあります。また、福島が現代社会で守り続けようとしているワンダーや独特の伝統もあります。偏見にとらわれず、今の福島。過去の福島そして未来の福島をありのまま受け止める事が大切だと思います。

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