ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

2014年第一回留学生スタディツアー参加者レポート03(ウォン チャンソプさん)

大学名: 福島大学名前: ウォン チャンソプ(韓国)

 2014年6月28日から29日までの留学生スタディツアーに参加でき、とてもうれしいと思います。私が初めて福島に来たのは現在から8年前自分が高校1年の時でした。その当時は実家である安城(アンソン)と福島との交流で初めて来ました。福島での4日という短い時間が経ち、私は韓国に帰ることになりました。でも、私は福島にホームステイしに来た時に福島の方々からもらった優しさがすごく印象に残り、福島で勉強しようと決めました。韓国で高校を卒業し、日本に来て日本語学校を卒業した後、福島大学に入学しました。大学入試のことで福島に再び来た時、何か実家に戻ってきたように感じました。「やはり福島で勉強することを決めてよかったな!!」と思いました。

 私の思いの中には2007年、2011年、2014年の福島の姿があります。今でも福島はやさしく、実家のような感じです。何も変わってないんです。しかし、世界から見る福島は2011年3月11日を区切りに変わりました。 確かに、東日本大地震と津波・原発の影響で幅広い地域で被害を受けたことは事実です。しかし、それは自然災害であり、どこでもありうる災害だと思います。福島には原発の話だけではなく、様々な話ができると私は思います。福島は様々な話ができるところでした。でも、今はみんな原発の話しかしていないのです。 それが本当に悔しいです。福島でも様々のテーマで話しができるのになぜ、原発だけが問題化され、福島のことを苦しくさせるのかと悲しい限りです。

 今回の留学生スタディツアーに参加し、現在の福島についてもっと詳しく知ることができました。これから自分の目で見たありのままの福島のことをちゃんと伝えて行こうと思います。福島県の留学生だからこそできることをやっていこうと決めました。これからの福島のために福島で感じたこと、福島で勉強したこと、現在の福島の思いを世界に伝え、様々な話ができる元気な福島に戻したいと思います。

概要のページへ戻る