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2014年第一回留学生スタディツアー参加者レポート10(閻 宇さん)

大学名: 会津大学名前: 閻 宇(中国)

 2014年の6月28日と6月29日に、私は福島県内各大学の留学生たちと一緒に「留学生スタディツアー」に参加しました。今回のスタディツアーを通じて、私は福島県の自然や文化、人情味などへの認識を高める一方、世界中の国々から福島にやってきた人たちと友達になりました。大変勉強になりました。

 福島県は日本の東北地方の最南端にあります。東側は太平洋と隣接し、東西にわたって奥羽山脈を横断しています。福島県は東から西までそれぞれ浜通り、中通り、会津地方と3つの区域に分けています。2011年3月11日、東日本大震災が発生した際、県内では新地町などの沿岸部では津波に襲われました。

 スタディツアーで最初に訪れたのは、福島県農業総合センターでした。ここでは、私たちが福島県産農産物の放射線モニタリング検査の流れを見学し、県内流通している農産物は安心、安全で食べられることを確認しました。その後、私たちは有名な鶴ヶ城を見学し、福島県の歴史に触れることができました。28日の日程で最後に訪れたのは福島空港でした。そこには、ソーラーパークが設けられています。太陽光発電事業のノウハウ・経験を蓄積することによって、再生可能エネルギーを発展し、現存エネルギーの節約を図ると言われています。

 ツアーの2日目はオーガニックコットンプロジェクトから始まりました。コットンの種植えを通じて、私たちは農作業の大変さを味わいました。その後、私たちはアクアマリンふくしまを見学しました。「アクアマリンふくしま」は、海洋生物の生息環境を展示・再現することを特徴にした水族館です。暖流の黒潮と寒流の親潮が太平洋福島沖で

 出会った「潮の目」は展示テーマの一つです。館内2階から4階までの巨大水槽は、私たちに「潮の目」の世界を再現してくれました。スタディツアーの最後、私たちは「久之浜海岸」と「浜風商店街」に訪れました。津波の被災現場を見て、私は「311」が日本国民にもたらした被害を確認しました。これほどの被害を体験した被災者たちに対して、私は同情するばかりでなく、福島県民の勇気溢れる行動及び不屈な精神力に敬意を払います。彼らが地震と津波の被害を乗り越え、あらゆる方法で被害の影響を最小限にして故郷を復興させようとする姿に、私たちは心を打たれずにはいられませんでした。

 最後となりますが、この場を借りて一言を言わせてください。

 「がんばっぺ、ふくしま!」

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