ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

2015年01月第ニ回留学生スタディツアー参加者レポート20(ソフィア サキナさん)

大学名: 福島工業高等専門学校名前: ソフィア サキナ(インドネシア)

 スタディツアーの最初の日に、除染情報プラザ、かーちゃんの力プロジェクト、南相馬の、南相馬ソーラーアグリパーク、南相馬観光協会へ行きました。除染情報プラザには、福島原発事故による放射線やその放射線除染の説明を受けました。以前から放射線のことを全然心配していませんでしたが、正しくて詳しい情報は知りませんでした。また放射線の除染のやり方も分かるようになりました。そしてかーちゃんの力プロジェクトでは、すばらしいお母さんに会って、原発のあと避難して、立ち上げた話を聞き、感動しました。かーちゃんが作ってくれたお弁当も美味しく食べました。

 南相馬に向かって、南相馬ボランティアガイドから町を案内してもらいました。津波の影響で、特に小高区は何も残っていませんでした。壊れた家や空っぽのたんぼばっかりで、本当に悲しかったです。その後南相馬ソーラーアグリパークで水力発電の原理を聞き、人の力と水の力の違いを実際に体験しました。また半谷さんからはソーラーパネルの説明や子供向けのエネルギー教室の話を聞き、半谷さんは南相馬のためにいろいろ頑張っていると感じました。それから南相馬観光協会へ行き、相馬の野馬追いに使っている鎧を実際に着ました。肩が重かったですが、本当にいい経験でした。そして和風亭森の湯で一泊泊まりました。女子全員は一つの部屋に泊まり、夜遅くまで話しました。ドイツ人のドニヤさんにインドネシア語を教えたり、ドイツ語を練習したりしました。本当に楽しかったです。

 次の日にNPO法人「みんな共和国」でカフェや公園を見ました。公園は本当に寒かったですが、いろいろ遊んでみて、楽しかったです。子供たちはこのような公園で遊んで、きっと私と同じように盛り上がるでしょう。暖かい日に来られれば、もっと楽しいはずです。次に、相馬中村神社に伺いました。そこで、相馬城と神社の話を聞いて、馬に乗りました。実は母国でも馬に何回も乗ったことがありますが、こんな大きな馬に乗ったのは初めてでした。馬に乗ると、本当に高くて、「馬の上から落ちたら死んじゃう!」と思うほど怖かったですが、頑張ってまっすぐに座りました。でも、高い馬に乗って、今まで見たことない景色が見られてうれしかったです。

 最後に和田観光いちご組合で久しぶりにいちご狩りをしました。いちごが大きくて、きれいなあかいろで、美味しかったです。せっかく行ったので、おなかが一杯になるまでたくさん食べました。いちご狩りが終わり、ツアーも終わりになりました。いろいろな所へ行って、いろいろな体験ができました。そして、福島の放射線の状況の正しくて詳しい情報を得られて、安心しました。優しい友達もできました。このツアーは一生忘れないと思います。
 NPO法人「みんな共和国」にて 

概要のページへ戻る