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2016年06月留学生スタディツアー参加者レポート04

大学名: 福島大学名前:  蔡 騰輝(サイ トウキ)

 今回は福島県庁主催のスタディツアーは、とても参加する価値のあるイベントだと思います。もっとも、スタディツアーで他の台湾出身の留学生と出会えたことに思わず感動してしまいました。実は、私はこれまで「福島にいる台湾出身の留学生が自分しかいないんじゃないか」と思い込み、日頃から寂しさを感じていました。しかし、今回のスタディツアーでは自分を含めてなんと5人もの台湾出身の留学生が居合わせました!ツアーの行程と言いますと、これまで行ったことがあるスポットが多いが、違う人と一緒に訪れれば、感じ取るモノも変わってくると思います。大安場史跡公園の古墳は規模的に大きいとはいえず、実際に古墳の内部まで入ることもできなかったが、古代日本人の生活レベルや社会制度などの情報を垣間見ることができました。どちらかと言えば、歴史の課外授業のような感じでしょう。その後、私たちは猪苗代第一水力発電所と五色沼に行きました。水力発電の仕組みや発電所の歴史、発電量などといった情報について声明を受けました。相変わらず「お勉強」の部分が色濃いが、水力発電の現場は思いのほか壮観でした。実は、今回のスタディツアーで五色沼の散策を一番楽しみにしていまいた。理由は単純に「行ったことがない」ですから。五色沼はなんて綺麗でしょう。透き通る水に偶然見かけた「お腹にハートマークの付いた鯉」、どれも印象的でした。スタディツアーを終えて、一番記憶に残るのはやはり農家民泊でした。初体験ですし、農家のおばあさんもとても親切でした。農家で手作りの料理をたくさん頂いたほか、玉ねぎの収穫を始め、農家の暮らしを体験することもできました。農業は楽なモノではまりません。慣れない人はすぐ疲れます。農家での一泊を通して学んだことは、「食事を決して無駄にしないこと」と「おばあさんの心を込めたおもてなしは決して忘れないこと」です。その後、震災で会津に避難した方の体験談を聞いて、改めて「平穏無事な日常は幸福なり」だと思い、自分の生活が恵まれていることを再認識しました。鶴ケ城の見学については、これまで何度も行ったので、特に感銘を受けたことがありませんでした。特筆すべきはスタディツアー中の食事で、各地の郷土料理を頬張ることができました。今回のスタディツアー総じて楽しかったです。

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