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2016年06月留学生スタディツアー参加者レポート15

大学名: 東日本国際大学名前:  洪 偉宸(コウ イシン)

 この度、初めて留学生スタディツアーに参加しました。参加者たちはいろいろな国の留学生で、それぞれ県内の大学から来ました。私は郡山駅で他の人たちと集合した後、大安場史跡公園に移動して、施設の歴史や、大震災による災害を乗り越えて、被害から復旧した話などを聞きました。その後、芳本茶寮という店で昼ごはんを食べました。みんなで食べながら、自己紹介もしたが、時間が足りないと思いました。食事した後、猪苗代第一発電所に移動しました。東日本大震災によって、日本国内で三ケ所の原子力発電所が運転中止となったことがわかりました。今、福島県は再生可能エネルギーを重点事業として推進させようとしています。大安場史跡公園と猪苗代第一発電所のスタッフたちは一生懸命に福島県の現状を私たちに伝えているが、その真剣さゆえか、人によってはすこし固いとも言えます。五色沼に移動してからは、やっとリラックスができました。ここは景色がすごく綺麗ですし、なんと知る人ぞ知る「噂」もあるようです。湖でまれに一匹の白い鯉を見かけることができるが、それはただの鯉ではなく、なんと体の一ケ所にハートマークがあります!噂によると、この鯉を見つけることができた恋人同士はやがて結ばれるそうだす。それゆえか、ここ五色沼は恋人同士がいっぱい訪れています。また、ここでは貸しボートもあり、とても素敵なデート場所だと思います。残念ながら、時間上の都合でゆっくり楽しむことができず、私たちはすぐ次の目的地である民家に移動しました。

 民泊と聞いた当時はどこか不安を感じる方もいたのでしょう。四人で同じ部屋に寝るなんて、想像できませんでしたからね。しかし、宿泊先のおばさん(小林さん)はすごく優しい方で、彼女が作った料理はとても印象に残っています。翌朝起きて、私たちは畑の仕事を手伝っていました。汗を流しながら、とても貴重な体験をさせていただきました。お世話になった小林さんは、栽培しているサトウキビ畑の景色をはじめ、たくさんの田園風景を案内して下さいました。また、福島に関することをなんでも教えてくれたので、宿泊中はまるで家にいたようで、すごくリラックスができました。これは、ホテルなどの施設では絶対味わえない体験だと思います。私にとって、農家民泊で温かい人たちに出会い、「学校」や「時間」の概念をも忘れさせてくれて、自然に触れることができた「価値ある時間」でした。おかげで気分もリフレッシュできました。ありがとうございました。

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