平成15年　福島県鉱工業指数年報

平成15年　福島県鉱工業指数年報

平成15年福島県鉱工業指数年報(平成12年基準)

※  本年報から抜粋または新たに資料を作成して利用する場合は、「『平成15年福島県鉱工業指数年報』から抜粋(または作成)」と御記入くださるようお願いいたします。

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平成12年基準福島県鉱工業指数作成の概要(PDF形式:26KB)

平成15年福島県鉱工業指数の動向(PDF形式:713KB)

統計表「原指数(業種別生産、業種別出荷、業種別在庫、財別生産、財別出荷、財別在庫)」(Excel形式:146KB)

統計表「季節調整済指数(業種別生産、業種別出荷、業種別在庫、財別生産、財別出荷、財別在庫)」(Excel形式:175KB)

別表 平成12年基準指数採用品目及びウエイト (Excel形式:74KB)

平成15年福島県鉱工業指数の動向

 

1  鉱工業の動向

(1)  概況

ア  年別推移

    平成15年の生産指数(原指数年平均)は、95.0で前年比2.2％、出荷指数は99.1で同5.1％、在庫指数は124.4で同5.8％とそれぞれ上昇した。生産指数は3年ぶりに上昇し、出荷指数は2年連続で上昇し、在庫指数は4年連続で上昇した(表1)。

    また、平成15年の季節調整済指数の動きをみると、生産指数は、年当初は低下傾向、年央に横ばいとなり、秋口から上昇傾向となった。出荷指数は、前半は横ばい傾向、後半は上昇傾向で推移した。在庫指数は、上昇と低下を繰り返し、全体としては低下傾向で推移した(表2)。

 

 

 

 

イ  四半期別推移

    平成15年の生産指数(季節調整済指数)四半期別前期比(以下順に「1期(1～3月期)」、「2期(4～6月期)」、「3期(7～9月期)」、「4期(10～12月期)」という。)は、1期に平成14年1期以来の4期ぶりの低下となり、2期連続低下したものの、3期、4期に上昇したため、全体ではほぼ横ばい傾向で推移した。

    出荷は、1期に平成13年4期以来の5期ぶりの低下となり、2期連続低下したが低下幅は小さく、3期、4期に上昇したため、全体では上昇傾向で推移した。

    在庫は、1期、3期は上昇し、2期、4期は低下となり上昇と低下が交互したが、全体では低下傾向で推移した。

    また、生産指数(原指数)四半期別前年同期比は、平成14年3期から6期連続で前年同月比を上回った。

 

ウ  業種別概況

    生産指数(原指数年平均)では、精密機械工業が前年比△6.4％、繊維工業が同△4.5％、その他製品工業が同△4.0％、プラスチック製品工業が同△3.2％など7業種で低下したものの、鉄鋼業が前年比27.5％、電気機械工業が同19.1％、金属製品工業が同10.2％、電子部品・デバイス工業が同5.3％など12業種で上昇したため、全体として2.2％上昇した。

    出荷指数では、その他製品工業が前年比△6.1％、繊維工業が同△4.5％、食料品・たばこ工業が同△2.4％と3業種で低下したものの、鉄鋼業が前年比34.1％、電気機械工業が同29.5％、プラスチック製品工業が同10.5％、金属製品工業が同10.1％など16業種で上昇したため、全体として5.1％上昇した。

    在庫指数では、精密機械工業が前年比△27.5％、金属製品工業が同△25.5％、ゴム、皮革製品工業が同△19.2％、輸送機械工業が同△18.9％など7業種で低下したものの、一般機械工業が前年比132.0％、プラスチック製品工業が同27.5％、電子部品・デバイス工業が同14.8％、電気機械工業が同14.1％など12業種で上昇したため、全体として5.8％上昇した。

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