平成21年度版福島県男女共同参画高校生副読本から「県内で活躍する先輩たち(栄養技師)」を紹介します
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新
県内で活躍する先輩たち
佐藤 宏幸さん 【栄養技師】
1986年生まれ、二本松市在住。会津大学短期大学部卒業。委託給食の会社を経て、2008年より岩代学校給食センター栄養技師。学校給食の献立の作成、物資の発注、児童生徒の食に関する指導に携わる。
古い観念に囚われることなく興味があることに挑戦しよう。
学生時代に小学校給食の調理を実習する機会があり、職員の皆さんの食の安心安全に取り組む姿や、給食を食べる子ども達のあふれる笑顔を目の当たりにして、栄養職員になろうと思いました。学生時代に陸上部だったので、栄養の大切さを痛感し、「食」に興味を持っていました。
現在は、献立や工程表の作成、費用管理、衛生指導などの学校給食に関する仕事をしています。献立を楽しみにして、笑顔になる子ども達の姿は嬉しいですね。子ども達が嫌いだろうと思っていたメニューが好評な時もあり、毎日が驚きの連続です。業務に性別は関係ありませんし、周囲の皆さんの理解や協力もあり、やりがいも大きいです。
男性の栄養士はまだ少数ですが、男女平等が広く認識される社会になっているのですから、古い観念に囚われることはありません。私は料理をしているときがすごく楽しいです。何をしているときに楽しいかが、自分の将来のヒントになります。是非、興味があることに挑戦してください。