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「福島県版ユニバーサルデザイン実現への提案」第2章2-1 ユニバーサル・デザインの考え方を知ってもらう

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
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福島版ユニバーサルデザイン実現への提案

第2章 ユニバーサル・デザインを生かした県づくり

2  ユニバーサル・デザインの普及のために

(1)ユニバーサル・デザインの考え方を知ってもらう

 ユニバーサル・デザインは、まだ県内に十分浸透しているとはいえません。まず、ユニバーサル・デザインの考え方を、県民に広く知ってもらう必要があります。また、県民、市民団体、事業者、行政が、それぞれ自発的な取組みの機運を盛り上げ、相互に支援していくしくみづくりも重要です。

〈広報活動〉

 テレビ、ラジオ、インターネット、新聞、雑誌、広報誌など、あらゆる媒体を通し、ユニバーサル・デザインの考え方や取組み事例の紹介などの広報活動を行っていく必要があります。また、この提言書をはじめ、パンフレットや解説書、取組み事例を紹介する印刷物をつくり、各方面に配布したり、講習会などに活用することが考えられます。

〈イベントの開催〉

 セミナーや講演会、ユニバーサル・デザイン製品の展示会の開催、論文やアイデアの募集など、さまざまな催しを通して関心を高めていくことが重要です。また、各種の大会やイベントにおいて、会場づくり、誘導表示(サイン、マーク)、設備、案内・応対などにユニバーサル・デザインの考え方を導入・実践し、来場者にアピールすることも機運の醸成に効果があります。

〈最新の情報を収集し発信する〉

 例えば、「ユニバーサル・デザイン図書館」を設け、関連情報、関連図書の収集を行い、だれでも最新の情報を入手できるようにする必要があります。インターネット上にも架空の図書館を設置すれば、情報交換の場としても活用してもらえます。情報誌を発行することも考えられます。

〈活動の輪を広げる〉

 ユニバーサル・デザインを身近なこととして、県民に広く普及していくうえで、市民団体やボランティアグループなどの自発的な活動を期待します。また、事業者には、施設の改善、製品開発、地域貢献などを通したユニバーサル・デザインへの取組みを期待します。こうした活動の輪は、インターネットや情報誌を活用し、ネットワークとして広げていくことが必要です。行政も、側面から支援していくことが必要です。

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