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浜通り06(いわき市):海の誘い(ハマナカアイヅ)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月23日更新

 目の前に広がる広大な海を見てください。
無限に広がる福島の海

 ここは、福島県のいわき市の海岸地区です。

 伊勢の二見ヶ浦に似ていることから「二見ヶ浦」と名付けられた、美しい白砂青松の海水浴場です。マリンスポーツがさかんな浜とも言われています。
かつて「夫婦岩」で有名な二見ヶ浦

 実はここに来たのは、とあるテレビの旅番組のワンシーンがきっかけです。

 東北三県の被災地をめぐるタレントさんはこの海岸で、視聴者からの一通の手紙を読み上げました。「二見ヶ浦」の特徴である夫婦岩の片方が、東日本大震災の津波で欠け落ちたようです。

 タレントさんは手紙同封の写真と照らし合わせ、左の岩が欠け落ちていることを確認しました。そして狭くなった海岸を眺めて考えたという内容です。
震災前の二見ヶ浦 左の岩が欠け落ちた二見ヶ浦

 私も自分なりに、福島の海について考えたことがあります。

 「原発汚染水問題」ばかりが世間に騒がせられているが、

 本当の「福島の海」に一度も触れることなく、

 福島の海は全部「危険」だという誤認識をしてしまうのはとても残念です。
どこにもあるような、福島の海

 言葉の弁解は長所ではないので、行動で自らの信念を表現させて頂きます。
海を眺めながら、何かを考えているウィリアム 空と海と私!

 海は、命の源とも言われています。

 福島の海を過剰に恐れる必要がありません。

 目の前に広がる無限大な海を見てください。

 画像越しでもいいので、飾りのない福島の海を見てください。
朝日がのぼる、二見ヶ浦の海岸 大好きな砂浜と海

二見ヶ浦の夫婦岩のように、

震災によって福島県「風評」が欠け落ちていました。

しかし、県民たちの「底力」は残っており、

ふくしまの復興を成し遂げる大きな原動力になっています。

砂浜に立ち、潮騒の音が聞こえます。
潮騒が奏でるメロディとは?

福島の海は、訪れた人に語りかけています。

「元気です!」

そして、「ありがとう」と。

(投稿者:徐)

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