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Q5 鉛製の水道管があるって聞いたけど?

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

鉛製の水道管があるって聞いたけど?

 道路に埋設されている配水管から各家庭の給水栓(蛇口)までをつなぐ給水管の一部(水道メータの前後など)には鉛製の水道管(鉛管(なまりかん))が使われている場合があります。
 なお、鉛管は、平成元年度以降に整備された地区においては使用されてはいませんが、それ以前に整備された地区においては使用されている可能性があります。
 現在、鉛管は老朽化した配水管の布設替えにあわせて更新されていますが、県内でもわずかに使われています。
 鉛管中に長時間水が溜まっていると、ごく微量ではありますが水中へ鉛が溶け出す場合があるので、鉛管が使われているご家庭では、朝一番に使用する場合には、最初にバケツ1杯程度の水を出して、庭木にまくなどしてから利用すれば心配はありません。
 なお、お宅で鉛管が使用されているかどうかは、各市町村の水道担当部(局)課にお問い合わせください。

鉛管の使用例

 配水管から家庭への鉛管の使用例の図です

鉛の人体に対する影響について

 鉛は体内に吸収され、高濃度に蓄積した場合、神経系の障害や、貧血、頭痛、食欲不振、倦怠感、便秘、腹痛などの中毒症状を起こすことが知られています。

鉛の水質基準について

 従来の鉛の水質基準は0.05mg/L以下とされていましたが、水道水の安全性を考慮して水質基準が改正され、平成15年4月1日からは0.01mg/L以下の基準が適用されています。