ハピまる通信（令和3年1月27日）

　今日は、「ちび出会い編」のつづきではなく、ハピまるふく

しまの譲渡事業について少しご紹介します。

　ハピまるふくしまでは、犬や猫に関する様々な業務を行っ

ています。その中でも、日が当たる？明るい業務の一つ

が譲渡です。譲渡は、いろいろな理由で引き取った犬や猫

を、新しい飼い主さんの元で幸せに暮らせるように、そして

飼い主さんにも楽しい毎日を送ってもらう為に手助けをする

のが最大の目的です。

　もちろん、他の人に迷惑をかけないのが大前提！

歴代ハピまる犬

左から3代目（いんげん）・4代目（ちび）・2代目（まる）

　新しい飼い主さんが少しでも早く決まるように、みんな

で相談をします。

　シャンプーや簡単なトリミングもします。途中、思いもよ

らない姿になり、爆笑しながら作業をするという場面も。　　

　（ご批判を浴びるかもしれませんが。）

　でも、仕事は楽しく！親方の意向もあり、笑いながら作

業を進めます。

　時には、４人がかりで毛刈りもします。

　（バリカンの刃は、親方が研いでいます）

　こうしようよ！いや、こっちが先だよ！と、雑談を交えなが

ら作業をしますが、ちょいちょい話しが脱線。

（ご飯のメニューから人生相談で盛り上がる事も～。）

　　　　　　　　　　　　　　　決して虐待ではありません。

　　　　　　　　　その子のためを思い優しく進めてます。→

　　　　お別れです。首輪大丈夫かなぁ？

　技術的にできる事が少なく、まだまだ試行錯誤していま

すが、命に対する重さ。これだけは、忘れてはいけないと

思います。

　毎日、県内各地から、時には県外からも新しい飼い主

さんがお迎えに来てくれます。この日も、新しい飼い主さ

んのところに巣立ちました。

　先日、ハピまるから巣立った卒業犬が遊びに来てくれまし

た。卒業から４年経った彼は、寝たきりで元気なころの強気

な面影はありません。

　でも、そんな彼の性格も受け入れてくれた飼い主さんの

たっぷりの愛情で、とても穏やかな表情をしていました。彼

の命をつなぐために奔走した職員もニッコリです。

　この仕事をしていて、やりきれない事の方が多いですが、

数少ない「ほっこり」したひと時でした。