理化学課
食品薬品検査部門の主な業務
食品安全対策事業に係る検査
食品の安全性確保及び有害化学物質による食中毒の未然防止を目的とし、以下の検査を実施しています。
- 加工食品等の放射性物質検査 ( 検査手順 [PDFファイル/322KB] )
検査結果 ( クリックすると「ふくしま復興ステーション」の関連ページが開きます。 ) - 食品中の残留農薬検査
- 食品添加物検査・貝毒検査
- 畜水産食品中の抗生物質等モニタリング検査
- 流通米のカドミウム検査
- 遺伝子組換え食品検査
ゲルマニウム半導体検出器 ガスクロマトグラフ・タンデム型質量分析計
(GC/MS/MS)
加工食品や水道水等の放射性物質検査に 食品中の残留農薬の定性・定量に使用しています。
使用しています。
医薬品安全対策事業に係る検査
ダイエット用食品や滋養強壮用食品等の無承認無許可医薬品による健康被害の発生を未然に防止する目的で、当該製品に含まれる医薬品成分の検査を実施しています。 また、後発医薬品の信頼性を高め、品質確保を図る目的で、流通製品の溶出試験を実施しています。
- 医薬品含有(疑)食品等検査
- 後発医薬品品質確保対策(溶出試験)
溶出試験器
後発医薬品の品質確保のため、溶出率の検査に使用しています。
生活科学検査部門の主な業務
飲料水中の放射性物質モニタリング検査
原発事故に伴い、飲料水中の放射性ヨウ素及びセシウムを含むγ線人工放射性16核種の検査を実施しています。
- 検査結果 ( クリックすると「ふくしま復興ステーション」の関連ページが開きます。 )
飲料水の検査
揮発性有機化合物や金属類、消毒副生成物等に関する水質基準項目試験などの試験を実施しています。
原子吸光光度計
水道水等に含まれる、鉄やカドミウムなどの金属類の定量に使用しています。
環境微生物の検査
レジオネラ症の原因菌となるレジオネラ属菌は、浴槽水や給湯水の中から検出されている事例が報告されています。旅館及び公衆浴場においてはこれらの設備の衛生管理が徹底されていないとレジオネラ症の集団発生に繋がってしまう恐れがあるため、浴槽水等の検査を行っています。
培地上のレジオネラ属菌 実体顕微鏡で観察したレジオネラ属菌
カットグラス様に見えます。
家庭用品安全対策事業に係る検査
家庭用品の安全性を確保するため、「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」に基づき、家庭用品の規格適否試験を行っています。
試験品は衣料品や洗浄剤などの生活用品を扱っています。
5) その他
温泉法第十九条に基づく温泉成分分析施設の登録を受けています。