【労働判例の紹介】平成26(ネ)692号 損害賠償請求控訴事件
平成26(ネ)692号 損害賠償請求控訴事件 |
(福岡高裁 平成27年1月29日判決) |
◯ HIV感染について、情報の無断共有、就労制限が不法行為に当たるとされた事案 事件の概要 Y病院に看護師として勤務していたXが、Y病院でA副院長及びB医師の診察を受けたが、精査が必要であるとし、B医師から紹介されたZ病院で受けた血液検査の結果により、HIV陽性と診断され、Z病院のC医師から上記結果(本件情報)がB医師に伝えられた。 判決要旨 第一審の福岡地裁久留米支部は、次のとおり判示した。 本件は、控訴され、第二審の福岡高裁は次のとおり判示した。 ※本件は、上告された。 参考◆ 参考文献 『労働経済判例速報』(日本経済団体連合会)No.2225(2014.12.20)3~18頁 |
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