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【ろうどうコラム】クレイジーじゃなければ起業家になれない

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月29日更新

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H31.1.29 クレイジーじゃなければ起業家になれない

労働委員会 公益委員 二瓶 優子     

 日本は起業風土が乏しい国と言われているそうだ。
 日本人はリスクを嫌がる。大企業や官公庁等、安定感を求める。というのは、よく聞く話だ。

 私が「起業家」と言えるのかという議論は置いておいて。
 私自身、新卒で民間企業に就職して長い間、定年まで勤めるつもりでいたし、起業するという選択肢は頭の片隅にも無かった。

 起業してから今まで、様々な問題にぶつかっては失敗を繰り返し、その度に天狗のように長くなっていた鼻を何度もへし折られた。
 ミスをしては頭を下げ、必死に走り回り、勉強し、毎日が気づきと反省の繰り返しであったが、起業したことを本気で後悔した事は一瞬たりとも無かったように思う。
 起業したてで経験も浅い私に仕事を任せて下さったお客様が長い目で見守ってくださり、応援してくれた仲間が支えてくれたお陰だと本当に感謝している。

 私が起業したのは、娘が私立大学に入学し、まだまだお金も掛かるというタイミング。
 それでも、安定した収入と立場を手放して起業する事に、全く迷いは無かった。ましてや近い将来社会保険労務士はAIに取って代わられる仕事だとも言われているのに。
 「クレイジーじゃなければ起業家になれない。」と言った方がいたのを思い出した。

 クレイジーなのだろうか。まだまだ一人前の経営者には程遠い私だが、経営の楽しさと難しさ、厳しさを日々感じている。ただ、辛いよりもワクワクする事の方が多いのだ。

 女性は家庭の中で、妻として、母として、娘として、様々な役割を担っている。
 仕事と家庭の両立は女性にとって大切な人生テーマの一つでもあり、女性の職業生活における活躍推進は国の重要課題の一つでもある。
 もっと、多くの女性が「起業」という働き方を選択のひとつとしていける社会になれば、一人ひとりがその個性と能力を発揮して、自分らしい働き方を実現出来、尚且つ、労働人口不足の問題解決の一助にもなるのではないかと考える。

 さて、今年はどんな仕事や人との出会いがあるのか。
 少し背伸びをしながら様々な仕事に挑戦をして、労働委員として、社会保険労務士として、大きく成長できる年にしたい。

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