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会津銀山街道

更新日:2024年1月31日更新
インフラの魅力会津地方にあるインフラ施設

ロマンあふれる古道の再生に取り組む

会津銀山街道 Ginzan Kaido

データ

施設所在地 福島県会津若松市大町四ツ角~南会津郡只見町小林
TEL・FAX 242-29-5455・0242-29-5459(福島県会津若松建設事務所 企画調査課)
アクセス 会津若松市大町四ツ角まで 会津若松駅から徒歩で約15分

※「道普請体験プログラム」については、「銀山街道を活用して地域を元気にする会」TEL:0241-52-2597までお問い合わせください。

会津銀山街道は、会津若松市大町四ツ角を起点として、南会津郡只見町小林に至る、約72キロメートルの道です。会津銀山街道は、河沼郡柳津町にある軽井沢銀山が栄えていた頃(戦国時代後期~明治時代中期)は銀を運搬する人々の往来で賑わい、江戸時代には諸国の大名・旗本を監視する幕府の役人である巡見使が通った歴史街道でもあります。福島県ではこのロマンあふれる街道の整備、修復を図り、地域の活性化につなげる取り組みを行っています。

車の通れない「歩く県道」

起点の大町四ツ角は、会津藩の法度や掟などを人々に知らせるために書き記した木の札(高札)が掲げられていた高札場で、そのため札の辻と呼ばれています。会津銀山街道は県道でありながら、車が通ることができません。銀山峠、石上峠、美女峠、吉尾峠を通り、只見町小林へと続く銀山街道は、県道でありながら、車が通ることができない「歩く県道」なのです。

自然環境を壊すことが無いよう、人の手で整備作業を行う

 会津銀山街道の整備、修復は人力での作業を基本とし、動植物などの自然環境や景観に配慮した素材や工法で行っています。地元住民や専門家、「銀山街道を活用して地域を元気にする会」などと協力し、力を合わせて古道再生に取り組んでいます。また「銀山街道を活用して地域を元気にする会」では、どなたでもご参加いただくことのできる、「道普請体験プログラム」を実施しています。地元住民や専門家と一緒に銀山街道に入り、道普請の目的や昔ながらの工法を知り、実際に街道の補修、整備を体験するプログラムです。

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