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木戸ダム

更新日:2024年1月31日更新
インフラ施設紹介浜通り地方にあるインフラ施設

住民と共につくり上げた6つの公園が特徴

木戸ダム Kido Dam
総貯水容量 18470千m3
目的/型式 FNWI/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 93.5m/350m/501千m3
流域面積/湛水面積 224.8km2( 全て直接流域 )/63ha
総貯水容量/有効貯水容量 18470千m3/12770千m3

データ

施設所在地 福島県双葉郡楢葉町大字上小塙
TEL・FAX ダム管理所:0240-25-3316・0240-25-3385
富岡土木事務所ダム課:0240-23-5559・0240-25-8275
施設までのアクセス 常磐自動車道 ならはスマートICから約10分、木戸駅から車で約15分
公式HP https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41371a/kidodamukanri.html
注意事項 気象警報発令時等の緊急時には受け入れを中止する可能性がございます。

かつて起きた洪水被害や深刻な水不足を防ぐため、近隣地域の強い要望により平成20年に完成した木戸ダム。洪水調節や、双葉郡5町への水道・工業用水の供給、既得取水の安定化・河川環境の保全を目的として建設され、地域の安全・安心の確保に寄与しています。また、6つある木戸ダム公園は、平成18年に住民参加のワークショップを実施し、住民の声を生かした公園設計がなされています。この公園は住民の憩いの場となっているだけでなく、さまざまなイベントなども開催されています。

地下85ⅿ、七色に輝く監査廊へGO!

木戸ダムの見学ツアー。まずは職員の方からのダムの役割や仕組みについての説明を受けた後、エレベーターで地下85ⅿへ。エレベーターの表示は階数ではなくメートル。1ⅿ1秒の速さでぐんぐん降りていきます。降り立った地下85ⅿからさらに急な階段を降りると、そこはまるでアトラクションのように七色にライトアップされた監査廊。岩盤から湧き出た水が監査廊の側溝を流れ、夏場でも長袖が必要なくらいひんやりしています。

ダムの役割を果たすためのさまざまな設備を見学

ダムの役割は、洪水被害を防ぐ「治水」、貯めた水を利用する「利水」、雨が降らないときでも生息する魚などに必要な量の水を川に流す「環境保全」の主に3つ。ダムがその役割を果たすために必要な操作を行う各種操作室も見学することができます。

高さ100ⅿにおよぶ堤体を下から臨む

木戸ダムの堤体の高さは93.5ⅿ。操作室から階段を上ると、堤体の下に出ることができます。下から見上げる堤体はまさに圧巻。3つ並んだ常用洪水吐も近くからしっかりと確認できます。木戸ダムの堤体の天端は、車も通行できる一般道となっているのも特徴のひとつです。

貯水池で、ラフティングボート体験もおすすめ!

木戸ダムの貯水池では、カヤックやラフティングボートを体験することができます。インストラクターが付き添ってくれるので安心。初めての方やお子さまでも、かなり遠くまで漕いでいくことが可能です。夏は池の上を渡るひんやりさわやかな風を感じ、秋は美しい紅葉が楽しめます。ライフジャケットはレンタルできますが、濡れても大丈夫な服や靴で参加するのがおすすめです。

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