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エントリーNo.28 猪苗代町立猪苗代中学校

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月1日更新

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取組名:よみがえれ!猪苗代湖!!~猪中型資源循環サイクル~

地域団体と連携・協働し、猪苗代湖の水草の除去作業をしています。また、「湖の水質汚濁の状況」の説明を受けるなど、体験と学びを両立させています。さらに、湖畔清掃ボランティアの参加者を募り、地域の方々と一緒に活動もしています。回収した水草で紙づくりをしたり、水草を肥料にしてコキアを栽培したりして、環境保全活動の意義を発信し、活動する仲間を増やす努力をしています。資源循環のシンボルとして、栽培したコキアをほうきやクリスマスツリーに加工しています。
「資源をムダにしない」見方や考え方を学ぶ取組です。

取組のアピールポイント

近年、湖水の中性化と自然浄化機能の低下により、水質の悪化そして海の汚染が懸念されています。様々な方々と連携し水質を保全し、安心・安全な水を次世代につないでいく取組は、SDGsの6番目のゴール「安全な水とトイレを世界中に」や11番目の「住み続けられるまちづくりを」に貢献します。また、猪苗代湖は美しい風景や豊かな水環境を基盤とした主要な観光地です。「おいしい水」「美しい風景」は、まさに総合計画の基本目標の1つ「おいしさ」につながるものと考えます。

取組を始めたきっかけ

旧猪苗代町立東中学校の1年生が2011年にボランティアとして清掃活動を行い、そこから、自分たちのふるさとである猪苗代町のために何か役に立つことはできないかと考え、生徒会総会で立案し、全校生で猪苗代湖の清掃活動を行うことになりました。
3校統合後も、その意志を引継ぎ、水質保全そして水質日本一の奪還を目標として、地域の方と連携・協働し、統合猪苗代中学校全体で継続して取り組むこととしました。その思いを広げるため、コキアの栽培、水草紙づくりで発信しようと考えました。

取組を進める上での課題

取組や思いを広げるため、ほうきやクリスマスツリー、紙づくり、SDGsカラーホイールバッチを作成し発信しています。多くの人に伝え、みんなで水質保全・環境保全をかなえるために、発信方法を工夫していきたいです。
水質保全の取組により、猪苗代湖の水質がどのように変化したのかを調査することができていません。取組を評価・改善するために水質調査をしていきたいです。

今後の展望

猪苗代町内の小学校や高等学校でも猪苗代湖の水質保全のために調査をしたり、活動したりしています。猪苗代湖の水質保全のために連携を図ったり、様々な団体と協力して人とのつながりを広げていきたいです。
コキアの実「とんぶり」を使ったおいしい献立を考え、水質保全・環境保全の取組をアピールしていきたいです。

会員情報

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