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平成22年度 教育

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

平成22年度 教育に関すること (県民提案・回答)

 

2011年 3月 8日 県立図書館の雑誌カバーへの広告掲載について

2011年 9月15日  小中高校の屋上にソーラー発電機を設置することについて

2010年 8月  3日  高校生の高等学校卒業程度認定試験の義務化について

2010年 7月14日  中学生の職業体験について

2010年 6月21日  県立美術館ホームページへのブログ設置ついて

 

県立図書館の雑誌カバーへの広告掲載について

(提案)

 昨今の国の教育政策は、朝令暮改的な印象は否めない。だから、現場の教育者達はストレスが溜まり「強胃苦者(きょういくしゃ)」になってしまう。そんな時に書物に癒やしを求め県立図書館等に足を運ぶ強胃苦者も多いだろう。

 さて、県立図書館には毎月たくさんの雑誌等が発送されて最新号には「雑誌等透明ビニールカバー」が付けられ閲覧に供されている。そこで、この透明ビニールカバーに企業広告を掲載するといった付加価値を見いだしてはいかがですか?年間掲載費用として4千円位でスポンサーを募集すれば良いでしょう。そうすれば、雑誌等の購入費用になり購読中止に極力ならずに済むはず!その為にも図書館職員等の発想力と営業力が重要になってくる。そして、先程の強胃苦者も読みたい本の選択肢が広がり、本来の教育者に回復して行くだろう!

 

                       (2011年3月1日 40代 男性)

(回答)

 この度は、県立図書館における雑誌カバーへの企業広告の掲載について、御提案ありがとうございます。

 御提案いただいた内容につきましては、昨今の公立図書館を取りまく厳しい予算状況に御配意いただいた貴重な提案と感謝申し上げます。

 図書館への企業の協力等については、他県の公立図書館の一部で、企業等の協賛により雑誌等を購入し提供する「雑誌スポンサー制度」が既に実施されているところであります。

 つきましては、県立図書館におきましても、民間の活力を生かした事業の一つとして、企業広告等の掲出や雑誌スポンサー制度等に関して、今後、調査・研究してまいりたいと考えております。

 今後とも、図書館事業の充実に努めてまいりますので、御理解と御協力をお願いします。

 

    (2011年3月8日   教育庁社会教育課 電話番号024-521-7788)

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小中高校の屋上にソーラー発電機を設置することについて

(提案)

 福島県内にある小中高校の屋上などにソーラー発電機を設置してみてはどうでしょうか。学校では屋上をほとんど利用しないため、設置するのは簡単だと思います。

 どうでしょうか。

 

                        (2010年9月6日 10代 女性)

(回答)

 ソーラー発電機の設置についてのご提案ありがとうございます。

 小中高校の屋上にソーラー発電機を設置することにつきましては、近年、世界共通の課題として地球環境問題が注目されており、ご提案のとおり学校施設においても、環境負荷の低減や自然との共生を目指した施設整備が求められています。

 また、未来を担う子供たちが、より身近な問題から環境と自分との関係を考え、自分なりに問題を見付けて、自然を大切にしようとすることにより、より良い環境づくりに配慮した行動をとることができるようにすることが大切です。

このようなことから、福島県内でもソーラー発電機が県立高等学校では4校に設置されており、市町村立小中学校では、18校に設置され54校では設置工事中となっています。

 市町村立の小中学校屋上へのソーラー発電機設置については、学校の設置者である各市町村が行うことになりますので、県では市町村に対して、小中学校の屋上にソーラー発電機を設置する際にその経費の一部を国庫補助し、地球温暖化対策の推進や環境教育への活用を図る文部科学省の「太陽光発電導入事業」の周知を図っております。

 また、高等学校については、その事業実施の効果等について、調査・検討しております。

 今後とも県民の皆さんのご提言を参考にしながら、より良い学校づくりに努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

 

(2010年9月15日  教育庁 財務課施設財産室 電話番号024-521-7791)

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高校生の高等学校卒業程度認定試験の義務化について

(提案)

 私が提案したいのは「高校生の高校卒業程度認定試験」の義務化です。

 昨今、高校生の学力低下が言われており、私は今の高校生の就職難は、もちろん求人数の減少もあると思いますが「生徒の質の低下」がなによりではないかと思われます。学力不足・服装の乱れが著しくな高校生を、以前のように採用に踏み切ろうとするでしょうか。

 今、高校生の卒業条件に「必履修科目の単位修得」がありますが、新学習指導要領においての単位修得は【その履修による学習の成果がその教科及び科目の目標に照らして満足できると認められたときは,その科目について4単位を修得したと認定することになる】となっています。しかし現状は、特に学力困難校と呼ばれるところでは、この満足できるレベルに達しないまま単位を与え、そういった生徒が卒業しています。

 果たして、これで「高校を卒業した」と言えるのでしょうか。そしてこう言う現状があるからこそ、生徒側も保護者側も「高校は入学してよほどの問題を起こさなければ卒業の資格が取れる」と思っていて、一向に義務教育的な発想から抜け出せないものだと思われます。

 じゃあ高校側が卒業認定を厳しくすればいいじゃないかという意見もあると思いますが、単位認定は校長に決められており、つまりは学校側の裁量でなんとでもなってしまうというのが現実です。

 社会・企業は「生徒の学力・質の向上」を求めます。しかし、生徒側や保護者側の固まった観念を、学校側の努力で崩すのは非常に難しいものがあると思います。

 

 そこで私は【「高校生の高校卒業程度認定試験」の義務化】を提案したいと思います。以前新聞でも、大学受験者への認定試験について議論されたことがありましたが、それを全高校生へ広げるというものです。

 「高校卒業程度認定試験」は一般的に高等学校を卒業できなかった者に対して行われるものですが、文科省自身が必履修科目に対しての学力試験を行っており『国自身が高校卒業を認めた者』ということになります。

 これによるメリットは以下のとおりです。

1.県全体で学力に対する意識が高まり、小中高の考え方が変わる。

2.学習に目標を見出せない生徒にも、確実な目標をつくることができ、また教師もそれに向かって努力させようとする。

3.一定水準以上の学力を有する「高校生」を輩出することにより、企業側も安心して採用に踏み切れる。

4.「福島県の高校生は優秀だ」となれば企業誘致も増えるのではないか。(など)

 

 何より、本来の「高等学校」の姿に戻ると考えます。高等学校は中学校を卒業した者の『受け皿』ではなく『進路決定先の1つ』であるべきです。高校進学率が100%に近いからと言って、それで学力が向上したのでしょうか?むしろ昔に比べ学力は格段に落ちています。それで日本の将来が保てるのでしょうか?

 「難しいことは勉強する人に任せておけばいい」などと言っていれば、これからの複雑な社会を生き残っていくだけの学力が備わっていなければ、崩壊の一途をたどります。教育は一朝一夕で身につくものではありません。社会全体で優秀な人材を育成しようとしなければいけないのです。

 この導入にあたっては、いわゆる主要5教科だけでもいいと思います。それでも受験料の負担は1回で6500円です。県が何か大きなお金をかけなければならないものではありません。早ければ高校1年生の段階でも取得可能だし、学校によっては2・3年間でしっかり取得させるということも可能だと思います。

 学力の崩壊はもう進んでいます。ぜひ県で検討の上、導入していただきたいと思います。

 

(2010年7月18日 30代 男性)

(回答)

 高校生の高等学校卒業程度認定試験の義務化について、ご提案ありがとうございました。

 我が国の学校制度は、学校教育の目的や目標、教育課程等について、法令等で種々の定めがなされております。高等学校における教育課程、単位の修得及び卒業の認定等につきましても、法令及び高等学校学習指導要領で定められており、卒業は一定の単位を修得した生徒について校長が認定することとなっております。

 また、高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で高等学校を卒業できなかった者等について、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験であります。

 以上のことから、ご提案のような義務化を行い、それに基づき卒業を認定するためには国における新たな制度づくりが必要であり、新たな義務を県独自に課すことは困難であると考えております。

 なお、各高等学校においては、国で定めた基準に従いながら、創意工夫を加えて、地域や生徒の実態に即した教育課程を編成、実施し、生徒の学習指導に当たることが必要であります。県教育委員会としましては、「「確かな学力」向上プラン」などの事業により、学校の学力向上に向けた主体的な取組みを支援しておりますので、今後ともご協力をお願いいたします。

 

(2010年8月3日  教育庁 学習指導課  電話番号024-521-7776)

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中学生の職業体験について

(提案)

 中学2年生になると「職業体験」として、近隣の美容室やコンビニなどでの体験学習が行われています。

 しかしながら、国策ならびに行政取り組みからは、医療や福祉の分野などでの雇用創出を将来的に期待されており、進路選択の為の体験には至っていないのが実態と思われます。

 できる限り、進路選択の為の「職業体験」と位置づけるものであれば、国や地域の政策に応じた職業を体験させられる機会とすべきと考えます。

 将来の強化分野の労働者確保の為には、職業や職場を知るところから、医療の現場や介護施設などを学校側と地方行政の連携や協力により体験させる機会としてはどうでしょうか。

 

                       (2010年6月28日 40代 男性)

(回答)

 中学生の職場体験について、ご提案ありがとうございます。

 県内のほぼすべての中学校で実施している職場体験を含めた体験活動につきましては、職業や仕事の世界についての具体的・現実的理解の促進、望ましい勤労観・職業観の形成、自己の可能性や適性の理解、自己有用感の獲得、学ぶことの意義の理解と学習意欲の向上等、様々な教育効果が期待されるものであり、職場体験が、一義的なものとならず、子どもたちの生きる力をはぐくむためにも医療の現場や介護施設なども含めた様々な職業や職場を知る機会は大切であると考えております。

 今後とも、子どもたちの生きる力をはぐくむため、職場体験を含む体験活動の推進に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

 なお、中学生の職場体験につきましては、各市町村教育委員会の判断のもと実施しておりますことを申し添えます。

 

   (2010年7月14日  教育庁 学習指導課  電話番号024-521-7796)

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県立美術館ホームページへのブログ設置ついて

(提案)

 今年度から国は、オープンガバメント(開かれた行政)政策の一つとしてホームページ活用の重要性に気付き、よりスマートな運用を始めた。例えば、ブログやツィッター、Youtube等である。これにより、国民は【知る権利等】が充足され、国の政策等に関心や興味が湧くだろう。同じように、福島県立美術館ホームページでも、館長さん始め学芸員さん等の生の声をブログやツィッター等で表現してみたらいかがだろう?ホームページはもう一人の美術館スタッフであり優秀な広報営業マン(ウーマン)でもあるからだ。ハッキリ云えば、文化芸術振興の為には、協力会や友の会等の一般サポーターや学生ボランティア参加者等は、館長さん始め学芸員さん等の日常の研究動向や企画展等への思い等を知りたいと思っているし、自発的な文化芸術伝承者(館長始め学芸員等)の感性溢れるありのままの声が、若い人達と年配者を繋ぐキッカケとなり緩やかな仲間作りの励みになると私は信じているからだ。ちなみに、今は多言語翻訳システムが提供されているので活用すれば海外からの来館者も増えるかも知れません。だから、福島県立美術館ホームページにブログ等を設置して、集客力強化ならびに顔の見える福島県立美術館に変わっていって、現状の経済危機を突破して欲しいと思う。

                       (2010年6月11日 40代 男性)

(回答)

 県立美術館のホームページについて、ご提案ありがとうございます。

 県美術館のホームページにつきましては、利用する方々が、素早く、見やすく、迷わずに必要な情報を得ることができることなどを目指して、作成に努めているところです。

 ご提案のあったブログの設置につきましては、県立美術館としては初めての試みとなりますが、今年の夏に開催する企画展「胸さわぎの夏休み」にかかる専用のブログを7月初旬に立ち上げ、即時性や臨場感のある企画展の情報発信を行う予定でおります。

 また、職員の生の声など顔の見える情報提供につきましては、今後もホームページの構成や内容等を十分に検討してまいりたいと考えております。

 今後とも、県立美術館につきましては、県民の皆さんに親しまれる美術館を目指してまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

 

    (2010年6月21日  教育庁社会教育課 電話番号024-521-7788) 

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