第62回統計グラフコンクール　第5部入選作品

第5部入選作品

		受賞の言葉
		県知事賞受賞の栄誉を賜り、大変光栄に思っております。今回の作品は、3.11の東日本大震災をテーマに、地震・津波がいかに大きな被害をもたらしたかを描きました。取組が遅れましたが、猛暑の中流れる汗との戦いで、期日までに完成することができました。
		審査員講評
		私たちが体験した震災の事実を、記憶にとどめておかなければならないと訴えかけてくるような作品です。データの内容から今回の被害の大きさが一目瞭然です。使用している基本データは２つですが、青を基調とした背景に対して、強烈な赤とグラデーションによる陰は技術的に巧みであり、さらに地震に揺れる民家と津波のイラストは、体験者でなければ表現できないものです。
		一般岡崎孝雄

		審査員講評
		まず仕事がていねいであり、作品として大変美しいです。特に、「起業活動の推移」を示す折れ線グラフを表現した茶色系のグラデーションの表現は目を引くものがあります。テーマの「女性の起業」については、自分が興味･関心のある、高校生らしいテーマを選んでおり、近年の状況を様々な視点からとらえています。全体として、わかりやすく見やすいグラフを工夫して作成し、まとまりのある表現となっています。
		福島県立白河実業高等学校2年堀越李紗福島県立白河実業高等学校2年中川麻利亜