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人権啓発冊子「“気づく”ことからはじめよう」/外国籍住民について

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

外国籍住民について

◆隣に引っ越してきた金さんの家で恒例のパーティーです。
   和雄・ 和子「おじゃましまーす」
 金さん「いらっしゃい。王さんもロバートさんも、みんな来てるよ。 さあ、お二人ともまず一杯」
 和子「ありがとう。でも、外国の方が集まるパーティーなんて、最初は不安だったんですよ。言葉も習慣も違うんですからね」
 王さん「それを言ったら、私たちから見れば、日本人も、言葉も習慣も違う人たちですよ。でも、それが楽しいんじゃないですか」
 和雄「いや、まったくその通りですよ。最初は和子に連れられて来たのですが、今はもう楽しくて仕方ありません」
 ロバート さん「お互いの違いを怖がっていると、なかなかうち解けることができませんね。むしろその違いを楽しむくらいの気持ちになれば、お互いの考えや思いについて良く分かるようになって、逆に共通点も見えてきます。こうなれば一緒に楽しく過ごすことができるんですよ。ちなみに私と和雄さんの共通点は、お酒が大好きなことです。ヒック」
 金さん「ロバートさん、飲み過ぎです」
外国籍の人が集まるパーティーのイメージイラスト県内在住外国人国籍別内訳
○多文化共生社会をつくる 本県には、中国やフィリピンをはじめ、様々な国や地域から来た人たちがいますが、言語や習慣が違うからという理由で、就職やアパートへの入居を断られることがあります。しかしお互いに避けあっていては、相手のことが分からず、ますます近づきにくくなるばかりです。むしろ交流会を開いたりして積極的に話し合い、お互いのことを教え合ってみませんか。日本人も外国籍の人も、最初はとまどうかも知れませんが、お国話で盛り上がったり、共通の趣味が見つかったりして、きっと素敵なお隣さんになるはずです。こういう人がいたら、あなたはどう思いますか? ○外国人は、生活をする上で権 利が制限されても仕方がない ○外国の人は良く分からないから不安