令和４年度交通安全啓発コマーシャル事業について

印刷用ページを表示する　掲載日：2022年9月28日更新

交通事故発生状況と交通事故防止対策

　自転車利用者の皆さん、自転車保険に加入していますか？
　県では自転車条例を制定し、今年４月１日から自転車保険への加入が義務となりましたが、いまだ２人に１人が未加入の状況です。全国では、自転車と歩行者が衝突する事故が発生し、自転車の運転者に１億円近い高額賠償が求められる判決も出されているため、万が一に備えて自転車保険に加入しましょう。
　また、令和４年４月に成立した改正道路交通法により、成立から１年以内に自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となる予定です。自転車利用中の交通事故により死亡した方の多くがヘルメット等を着用せず頭部に致命傷を負っています。自転車を利用する方は、もしもの時のためにヘルメットを着用しましょう。

　今年３月に民間の損害保険会社が公表した、全国平均の保険加入率は６２．６％なのに対し、福島県は４９．７％で全国３４位と低いのが現状です。

自転車保険加入率
	令和3年	令和2年	令和元年
全国	62.6%	59.5%	56.0%
福島県	49.7%	48.6%	47.7%

（出典：au損保調査、R4年3月公表）

　平成２９年から令和３年の５年間に、自転車利用中の交通事故死者数はで２２人で、いずれもヘルメットを着けておらず、約４割は頭部に損傷を負って亡くなっています。

　　　　自転車利用中の死亡事故における損傷部位
円グラフ
（出典：県警交通企画課まとめ、平成29年～令和3年発生分）

令和４年度交通安全啓発CMを放映しています！

　福島県交通対策協議会では、自転車の適正利用と横断歩行者の交通事故防止を呼びかけるCMとポスターを作成しました。「ヘルメットをかぶ郎」「保険にはい郎」「横断歩道でとま郎」という昔話風の３キャラクターがそれぞれのテーマで語る内容になっています。
　このCMは、福島県内の民放テレビ各局で放映されるほか、下記のYouTube福島県公式チャンネルでもご覧いただけます。