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第2回野口英世アフリカ賞

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月31日更新

野口英アフリカ賞バナー 

 

野口英世アフリカ賞とは

アフリカの疾病対策のための医学研究及び医療活動の2分野において、著しくな功績を挙げた人々を顕彰するため平成20年に創設されました。授賞は5年に1度のアフリカ開発会議(※)に併せて授賞式が執り行われます。

野口アフリカ賞内閣府バナー

※アフリカ開発会議(TICAD)

日本政府が主導し、国連、国連啓発計画及び世界銀行等と共同で開催するアフリカの開発をテーマとする国際会議。アフリカ諸国をはじめ、国際機関やNGO等の市民社会の代表などが参加。平成5年から5年に1度開催され、第5回アフリカ開発会議は平成25年6月1日(土曜日)~3日(月曜日)にかけて横浜市にて開催。

 

第2回野口英世アフリカ賞受賞者

【医学研究部門】【医療活動部門】
 ピオット博士ピーター・ピオット博士 
英ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院学長
ベルギー国籍
 コウティーノ博士アレックス・G・コウティーノ博士
マケレレ大学感染症研究所所長
ウガンダ国籍
ピオット博士は、常に活動の拠点をアフリカに置き、近年のアフリカにおいて最も致死率の高い二つの感染症であるHIV/エイズとエボラ出血熱をはじめとして、クラミジア、結核及び淋病を含む、アフリカ大陸の多くの地域に存在する疾病についての中心的な研究を行ってきました。また、アフリカ各地の現場での研究と国際的な政策立案の双方に携わり、科学的発見や見識を、世界中の人々、とりわけアフリカの人々のために役立ててきました。コウティーノ博士は、現在全世界に3千4百万人いると推定されているHIV感染者の7割が住むアフリカにおいて感染者が治療を受ける機会を増やす先駆的な活動を行っています。
コウティーノ博士は、アフリカで長く活動を続けているHIV感染者支援団体であるTASOと共に現場で活動し、HIV/エイズの予防、治療・ケアの仕組みを構築しました。アフリカで広く適用できるモデルとして普及させることで、HIV/エイズに打ちひしがれた患者、患者家族及びコミュニティーに大きな力を与えました。
受賞業績 (内閣府ホームページ)
 略歴 (内閣府ホームページ)
受賞業績 (内閣府ホームページ)
 略歴 (内閣府ホームページ)

 

第2回野口英世アフリカ賞福島プログラム

平成25年6月2日(日曜日)から3日(月曜日)に第2回野口英世アフリカ賞受賞者であるピオット博士及びコウティーノ博士が、野口英世の故郷である福島県を訪問しました。2日間の訪問において、野口英世のゆかりの地で県民との交流がありました。

主な日程
平成25年6月2日(日曜日)猪苗代町主催歓迎セレモニー
野口英世記念館視察
未来デザイン2050
国際交流特別親善大使認証書授与
福島県知事歓迎レセプション
平成25年6月3日(月曜日)大熊中学校訪問
野口英世青春広場での顕花
旧会陽医院嘉永蔵見学
会津医療センター視察

 

平成25年6月2日(日曜日)

猪苗代町主催歓迎セレモニー

猪苗代町主催の歓迎セレモニーが野口英世記念館前で執り行われました。

両受賞者の到着と共にはじまった太鼓の演奏と町内の小学生約70名が、受賞者を出迎えました。町長、野口英世記念会会長のご挨拶に続いて、野口博士の母校である翁島小学校の4名から両受賞者ご夫妻に花束贈呈がありました。両博士は、子供達へのメッセージの中で、未来の野口英世が誕生することを期待していると述べました。

猪苗代太鼓猪苗代花束贈呈猪苗代子供たち
太鼓演奏での歓迎を受ける両受賞者ご夫妻(左から、シーラ・コウティーノ様(コウティーノ博士令夫人)、ハイジ・ラーソン博士(ピオット博士令夫人)、ピーター・ピオット博士、アレックス・コウティーノ博士)。演奏は、猪苗代町川桁謡心鼓楽会。野口博士の母校・翁島小学校の生徒から花束を受け取る両受賞者ご夫妻。「野口英世の歌」を歌ってくれた猪苗代町の小学生との記念撮影。

 

野口英世記念館視察

野口英世記念館では、野口英世博士の生い立ちや黄熱病をはじめとする感染病研究の年譜が展示されています。両博士は、記念館を熱心に見学され、野口博士の原点を知り、そこから学ぶべきことが多くあったとコメントされています。

記念館では、地元の小学生との触れ合いもあり、両博士はリラックスした雰囲気で見学をされていました。

記念館旗記念館見学1

野口英世博士の生家の前で。受賞者それぞれの出身国の小旗を持って。

野口英世記念会・高添一郎会長より説明を受けて、記念館を視察するピオット博士。

記念館見学2記念館見学
猪苗代町の小学生に囲まれて、子供達と話をするコウティーノ博士。子供達から質問を受けるピオット博士。

 

未来デザイン2050

会津若松市の地元高校生を中心にグローバルに活躍できる人材を育成する一貫として、世界で活躍する両受賞者への質疑応答が行われました。

未来デザイン2050

高校生から質問を受ける両受賞者。

 

国際交流特別親善大使認証書授与

野口英世アフリカ賞を受賞したピオット博士及びコウティーノ博士には、福島県知事より国際交流特別親善大使認証書を贈呈しました。今後、両博士には、福島県との末永い交流を託し、福島の魅力を発信していただくことになりました。

特別親善大使認証記念品贈呈
福島県知事より国際交流特別親善大使認証書を贈呈。

コウティーノ博士から記念品を受け取る佐藤知事。

記念品は、コウティーノ博士が取り組んでおられるHIV/エイズ感染者女性の就業支援の一環で作成された壁掛けです。今回の野口英世アフリカ賞の受賞を記念して、アフリカ大陸と野口博士が描かれています。

 

福島県知事歓迎レセプション

第2回野口英世アフリカ賞を受賞したピオット博士、コウティーノ博士の来県を歓迎しレセプションを開催しました。県産品を使った和食、会津地方の伝統料理をお楽しみいただきました。

知事主催レセプション記念切手贈呈
県産の日本酒で乾杯をしました。第2回野口英世アフリカ賞を記念した記念切ったが発行され、日本郵便株式会社 鍋倉代表取締役社長より、ピオット博士、コウティーノ博士、佐藤知事に切手が贈呈されました。

 

平成25年6月3日(月曜日)

大熊中学校訪問

ピオット博士及びコウティーノ博士は、会津若松市に避難をしている大熊中学校の生徒と交流をしました。交流に先立ち、小野寺校長より大熊中学校の概要等をご説明いただき、両博士は福島県の浜通りの現状や大熊中学校の生徒のひたむきな頑張りに心を打たれたご様子でした。

全生徒を対象とした交流会では、各学年から2名が両博士それぞれに質問をしました。自身の研究や活動を通じて、あきらめないことの大切さを強調されていました。

給食の時間は、3年生の生徒と過ごし、普段の学校の様子や将来の夢などについて話をしました。

大熊中講演大熊中給食1

交流会で両博士の話を熱心に聴く大熊中学校の生徒達。

大熊中学校の生徒と給食を共にするピオット博士。

大熊中給食2大熊中給食3

大熊中学校の生徒と給食を共にするコウティーノ博士。

給食のメニューは、かおりご飯、肉じゃが、厚揚げのチーズ焼き、即席漬け、牛乳。

 

野口英世青春広場での顕花

晴天の中、野口英世博士ゆかりの方々にご参集いただき、青春広場で献花を行いました。

野口博士銅像

野口英世青春広場で、野口博士の銅像と両受賞者。

 

旧会陽医院見学

野口英世博士は、高等小学校に通学していた15歳の時に、現在の会津若松市の会陽医院で、やけどで障害のあった左手の手術を受けました。野口博士は、医学の素晴らしさに触れ、会陽医院長であり、野口博士の手術を行った渡部鼎医師に弟子入りをしました。

旧会陽医院を訪問したピオット博士、コウティーノ博士は、野口博士の努力と勤勉さに触れるとともに、野口博士への想いを新たにしていました。

旧会陽院

旧会陽医院の玄関前で。視察は、Dr.ノグチを語り継ぐ会 照島敏明会長(写真、右端)にご案内いただいた。

 

嘉永蔵見学

嘉永蔵を所蔵する末廣酒造は、野口英世博士が父と仰いだ小林栄の姉の嫁ぎ先です。そのため英世の母シカは、行商やお宮参りの折に嘉永蔵をたびたび訪ねていたようです。また、野口博士が嘉永蔵で実際に書いた書や、その時撮影した写真などがあります。

嘉永蔵

野口博士の写真を見ながら、熱心に話を聞く両受賞者ご夫婦。

 

会津医療センター視察

 福島県立医科大学会津医療センターは、平成25年5月11日に会津地方の医療の中核を担う医療施設として開院しました。

両受賞者は、福島県立医科大学会津医療センター副センター長兼附属病院長の鈴木啓二先生にご案内いただきセンターの視察を行いました。最新の医療設備や感染症の病床などの視察を通して、最先端医療と地域医療についてより理解を深めてもらうことができました。

会津医療センター
福島県立医科大学会津医療センターの視察

 

野口英世アフリカ賞基金

「野口英世アフリカ賞基金」への寄附にご協力ください。

独立行政法人 国際協力機構(JICA)では、賞金の原資となる「野口英世アフリカ賞基金」への寄附を受け付けています。

詳しくは、こちらから

 

過去の野口英世アフリカ賞

第1回野口英世アフリカ賞 (平成20年5月)