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安達太良山火山防災訓練を実施しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年1月24日更新

安達太良山火山防災訓練

  安達太良山火山防災協議会では、安達太良山で噴火が発生し、さらに大規模な噴火発生の可能性が高まっているという想定の下、火山防災協議会の関係機関が緊密に連携し、火山現象の影響範囲における住民等の避難誘導や立入規制等の防災対応を行う訓練を1月23日(月)実施しました。

1 日時・会場

  日時:令和5年1月23日(月)10時00分~17時00分
  会場:各関係機関の執務室にて実施
     なお、訓練後の振り返りはオンラインで実施

2 参加機関  

  福島県、福島市、郡山市、二本松市、本宮市、大玉村、猪苗代町、福島県警察本部、
  陸上自衛隊第44普通科連隊、福島市消防本部、郡山消防本部、安達消防本部、
  会津若松消防本部、福島地方気象台、福島河川国道事務所、民間施設(スキー場)

3 訓練形式

<図上訓練>
 実際の初動対応を再現するため、参加機関は各執務場所で訓練に参加し、メール及び電話を用いて、関係機関が相互に情報を共有しながら、被害情報の収集や住民等の避難誘導等の防災対応を行う情報伝達形式の図上訓練を実施しました。また、訓練終了後に、訓練の振り返りをオンラインで実施しました。

4 災害想定

  ○ 令和4年12月下旬頃から、火山性地震がやや増加傾向(20回/日)となり、振幅の小さな火山性微動が観測される。
    また、GNSSの基線に伸びの兆候がみられる。
  ○ 1月中旬から、火山性地震がさらに増加傾向(40回/日)となり、振幅の大きな火山性微動が観測される。
    また、方向上がりの傾斜変動が観測されたほか、火口周辺に新たな地熱域が確認される。
  ~~~~~訓練開始~~~~~
  ○ 10時00分、仙台管区気象台が「火山の状況に関する解説情報(臨時)」を発表。
    ⇒火口方向上がりの傾斜変動を伴う火山性微動を観測しました。
  ○ 10時15分、安達太良山沼ノ平火口で噴火発生。
  ○ 10時20分、仙台管区気象台が「噴火速報」を発表。
​    ⇒噴石が約1kmの範囲に飛散、火砕流が火口から西方向へ1.5km流下。
  ○ 10時30分、仙台管区気象台が「火口周辺警報」を発表、噴火警戒レベルを「3」へ引き上げ。
    併せて、「降灰予報(速報)」が発表される。
  ○ 10時40分、仙台管区気象台が「火山の状況に関する解説情報」及び「降灰予報(詳細)」を発表。

  ・・・・訓練上の時系列を翌日(24日)に推移・・・・

  ○ 13時30分、仙台管区気象台が「火山の状況に関する解説情報(臨時)」を発表。
    ⇒23日の噴火に伴う噴出物に新鮮なマグマ由来の物質が確認されました。
  ○ 13時45分、仙台管区気象台が「噴火警報(居住地域)」を発表、噴火警戒レベルを「4」へ引き上げ。

  ~~~~~訓練終了~~~~~

 

5 訓練項目 

 (1)噴火、警戒情報等の情報発信(県、市町村)
 (2)関係機関との情報共有(全機関)
 (3)噴火等に伴う事故、傷病者等の状況把握(警察、消防)
 (4)緊急調査(国(河川国道事務所))
 (5)避難情報の発令、避難対応(市町村)
 (6)情報収集、災派準備(自衛隊)
 (7)施設情報の報告、利用者の避難対応(民間施設)

6 訓練の様子

訓練中の様子(福島県危機管理部:プレイヤー)

訓練風景(安達太良山①)   訓練風景(安達太良山②)

 訓練風景(安達太良山③)  訓練風景(安達太良山④)

 訓練風景(安達太良山⑤)  

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