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犬・猫の飼い主の皆様へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月26日更新

犬の飼い主の皆様へ

1 犬の登録と狂犬病の予防注射

 飼い主には、犬の「登録」と「狂犬病の予防注射」が義務付けられています。
 ※ 犬の登録、予防注射等については、犬の所在地を管轄する市町村役場にご相談ください。

  • 「登録」は犬の生涯に1回です。
    お住まいの市町村役場で「登録」をしてください。
    「登録」をすると「鑑札」が交付されます。
  • 「狂犬病予防注射」は毎年1回受けさせてください。
    「注射済票」が交付されます。
  • 「鑑札」と「注射済票」を犬に装着してください。
    鑑札、注射済票番号から飼い主が分かります。
  • 飼い犬が死亡したり、所在地や所有者に変更があったときは、「登録」を行った市町村役場への届出が必要です。

【関連】狂犬病について

2 犬はつないで飼いましょう。

 犬の放し飼いは、他人に迷惑をかけ、危害を与える恐れもあります。

  • 犬の散歩は、引き綱を付けて行ないましょう。
  • リードや首輪の点検を定期的に行いましょう。(けい留器具の破損による逸走が多くなっています。)

3 環境美化に努めましょう。

 「ふん」の始末は飼い主の義務です。

  • 公共の場所や他人の土地、建物を汚さないようにしましょう。
  • 犬小屋の周りは常に清潔にして、ハエなどの衛生害虫や悪臭の発生を防ぎましょう。

4 不妊去勢手術等により繁殖制限をしましょう。

 適切な管理が可能となる範囲内で飼養しましょう。

  • 性的欲求によるストレスがなくなり、問題行動を防ぐことができます。
  • 病気の予防になるので、平均寿命が延びます。

5 犬の「しつけ」をしましょう。

 適切な「しつけ」で、信頼関係を築きましょう。

  • 犬の本能や習性をよく理解して飼いましょう。
  • 犬に適切な「しつけ」をすることで、飼い主に従順になり、無駄吠えや甘噛み等の問題行動が減少します。

6 所有明示をしましょう。

 突然の災害や逸走(脱走)に備え、日頃から、飼い主を特定するための身元表示をしましょう。

  • 狂犬病予防法により、鑑札・注射済票を着けておくことが義務付けられています。
  • 飼い主の連絡先を書いた迷子札やマイクロチップを装着する方法も有効です。

●犬の3ない運動●

 犬

  • 放さない(排泄等を目的に犬を放さない。必ず犬を制御できる者が引き運動等により実施する。)
  • 逃がさない(引綱等のけい留器具の点検を行い、犬の逸走を防止する。)
  • 増やさない(繁殖制限の実施により、適切な管理が可能な範囲で飼養を行う。)

猫の飼い主の皆様へ

1 屋内飼育に努めましょう

 猫のためにも屋内で飼いましょう。

  • 交通事故、猫同士のケンカ、迷子など、屋外は危険がいっぱいです。
  • ふん害など周囲に迷惑をかける恐れもあります。
  • 予期せぬ繁殖につながることもあります。

2 不妊去勢手術等により繁殖制限をしましょう。

 猫は繁殖力が強い生き物です。 

  • 生後4~12か月で繁殖できるようになり、1回に4匹から8匹を年2回から4回出産することもあります。
  • 交尾により、ほぼ100%妊娠します。
  • 手術により、尿マーキングや発情時の啼き声などの問題行動が少なくなり、飼いやすくなります。

3 所有明示をしましょう。

 突然の災害や逸走(脱走)に備え、日頃から、飼い主を特定するための身元表示をしましょう。

  • 飼い主の連絡先を書いた迷子札、首輪、マイクロチップなどを装着しましょう。

4 野良猫への餌付けにより、不幸な子猫が産まれるケースが増えています。

 野良猫に餌を与えている方は、その猫の管理者(飼育者)となることがあります。

  • 餌やりにより集まってきた猫のふんやその悪臭で周辺住民に迷惑をかけます。
  • 集まった猫が子猫を産んで不幸な猫が増える原因にもなります。
  • 自分で責任を持って飼養する意思のない猫に対して、安易な餌やりは絶対にやめてください。
  • 管理者は、責任を持って、猫に不妊去勢手術を受けさせ、ふん尿の後始末をし、まわりに迷惑をかけないようにしましょう。

●猫の3ない運動●

猫

  • 出さない(迷子札等を付け、室内で飼う。)
  • 捨てない(終生飼養。)
  • 増やさない(繁殖制限の実施により、適切な管理が可能な範囲で飼養を行う。)

(関連リンク)

猫の3ない運動とリーフレット

健康管理に努めましょう。

  • 体調不良が見られた場合はすぐに獣医師に相談しましょう。
  • ワクチン接種など病気の予防措置も大切です。
  • タバコの副流煙は一緒に暮らす犬や猫の健康にも悪影響を与える可能性がありますので、犬や猫の近くでの喫煙は控えましょう。
  • 消臭剤、殺虫剤などの化学薬品にも注意して、犬や猫の近くで使用することは控えましょう。

災害等に備えて対策をしましょう。

  • 日頃から、災害時に備え準備をし、同行避難ができるようにしておきましょう。
  • 飼い主の病気等不測の事態にも備え、所有者明示、不妊去勢手術の実施、ワクチン接種のほか、緊急時にペットを預かってくれる場所等をあらかじめ決めておきましょう。
  • 餌と水(5日分)、食器、餌、ケージ、首輪、リード、トイレ用品等を、あらかじめ1つにまとめておきましょう。

ペットとの別れに備えましょう。

 やんちゃで手に負えないくらい元気なペットも、年を追うごとに、目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったり、走りまわることがなくなったりするなど、段々と年老いていきます。
 ペットも家族の一員です。自分とペットのこれからを想像し、もしもの時に備えて、日頃からペットのために何ができるのか考えておきましょう。

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