【全ての飼い主さんへ】“あなた自身”の万が一に備えましょう
ペットの寿命も年々伸び、犬は15年以上、猫は20年以上生きることも珍しくなくなりました。
ペットと一緒に過ごす、楽しく幸せな時間が永く続くことは、大変素晴らしいことです。
ですが、あなた (飼い主さん) 自身の健康はどうでしょう。
人の健康寿命 (※) は70代です。※健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間
15~20年先も、今と変わらない生活を送れているでしょうか?
ライフスタイルの変化 (結婚、出産、引っ越し)、怪我、病気、介護、施設入所、そして死。
万が一、自分の身に何かあったとき、あなたのペットの面倒は誰が見られますか?


ペットも家族の一員です。自分とペットのこれからを想像し、もしもの時に備えて、日頃からペットのために何ができるのか考えておきましょう。
1 飼い始める前に
2 飼い続けられなくなった場合の預け先を見つけておきましょう
(1) 親戚、ご近所、友人などに頼る
(2) 新しい飼い主を探す
(3) 老犬・老猫ホームで世話をしてもらう
(4) その他の相談先
こちらのページも併せてご確認ください。
【全ての飼い主さんへ】ペットの最期に備える
1 飼い始める前に
(1) ペットの一生にかかる費用は?
ペットフード、トイレシート・砂、首輪等の各種ペット用品、動物病院での健康診断・ワクチン・不妊去勢手術・治療費等、ペットを飼い続けるためには、お金がかかります。犬・猫の一生涯にかかる費用は100~300万円程度と言われています。飼い始めてから経済的な理由で飼育放棄することにならないよう、ペットを飼育する経済的余裕があるのか、十分に考えましょう。

(2) ペットを飼える住宅ですか?
アパートやマンション等の集合住宅や賃貸住宅で、ペットの飼育は禁止されていませんか。内緒で飼って、退去を求められたりすることのないよう、事前の確認はしっかりとしておきましょう。

(3) 転居や転勤の予定はありませんか?
ペットを連れての転居先探しは容易ではありません。転勤や転居の予定がある方は、ペットの飼養は慎重に考えましょう。

(4) 家族の中に動物アレルギーの人はいませんか?
動物の毛などにアレルギー反応を起こす体質の方は少なくありません。特に小さいお子さんは床のアレルゲンに接しやすく、喘息がある場合は発作につながることもあるので注意が必要です。

(5) 毎日欠かさず世話ができますか?
餌やり、糞尿の始末、散歩、しつけなどは、ペットが寿命を迎えるまで毎日続ける必要があります。また、長期の旅行もしづらくなります。

(6) 万が一、飼い続けられなくなったときのことを考えていますか?
以下を参考に、飼い主であるあなた自身に起こりうる不測の事態に備えておきましょう。
2 飼い続けられなくなった場合の預け先を見つけておきましょう
不慮の事故や病気等による突然の入院や死亡などに備え、ペットの預け先を見つけておきましょう。
(1) 親戚、ご近所、友人などに頼る
飼い主と親しく、ペットもよく慣れている預け先があれば安心です。ペットのことをよく知ってもらえるように、普段からのコミュニケーションを大切にし、いざというときにペットの世話や預かりをお願いできる関係を築いておきましょう。
(関連情報) ペットのための遺言を残す
ペットのために遺言書を残しておくこともできます。弁護士や行政書士などに相談して、ペットを誰に託すか、ペットのためにどのように財産を残すかなどを整理し、法的に有効な遺言書を作っておきましょう。また、ペットを他の人に譲り、飼育を託したいと思っている場合には、譲りたい相手から承諾を得ておくことも大切です。

(関連情報) ペットのための信託を利用する
ペットのために信託会社へお金を預けておき、いざとなったら、そのお金をペットのために使用することができる仕組みがあります。飼い主は、あらかじめ、ペットの世話を誰にしてもらうか決めておきます。預けたお金は、ペットのために使われます。
遺言や信託については、弁護士、司法書士、行政書士、保険会社に相談してみましょう。市町村の法律相談窓口などを利用するのもよいでしょう。
(2) 新しい飼い主を探す
かかりつけの動物病院に相談したり、町内会やスーパーの掲示板などに飼い主募集の貼り紙を貼るという方法もあります。新しい飼い主候補が見つかったら、必ず一度会って、ペットとの相性なども確かめておきましょう。自分で新しい飼い主を探すことで、手放した後も安心できます。
また、ペットの性格などを見極め、ホームページ上で紹介するなど、飼い主探しに協力してくれるボランティアの方もいます。新しい飼い主が見つかるまでには時間がかかるので、早めに準備をしておきましょう。


(3) 老犬・老猫ホームで世話をしてもらう
ペットが亡くなるまで世話をしてくれる民間の事業者もあります。事業者によっては、ペットを預けた後も面会ができたり、近況を報告してもらえたりするところもあります。契約内容は様々なので、預ける前に施設等の見学をし、十分に説明を聞いて納得できる施設を選びましょう。
(4) その他の相談先
県や中核市でも、ペットに関する相談を受け付けています。どうしても飼いきれず、新しい飼い主を見つけられない場合には、犬と猫の引取りを行うこともありますが、事前相談が必要です。
お住まいの地域を管轄する窓口に御相談ください。(別ウィンドウが開きます)
