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世界肝炎デーについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年7月19日更新

 世界肝炎デー(7/28)について

 世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消、感染予防の推進を図ることを目的に世界保健機関(WHO)では、7月28日を「世界肝炎デー」と定め、肝炎に対する正しい理解の普及啓発を進めています。 肝炎は早期発見、早期治療がたいへん重要です。これまで肝炎ウイルス検査を受けたことのない方は、この機会にぜひ肝炎ウイルス検査を受診しましょう。

1.世界肝炎デー、日本肝炎デー(7/28)について

 世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を“World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。 我が国においても、肝炎対策基本法に基づき平成23年5月に制定された肝炎対策基本指針において、「日本肝炎デー」の制定が定められており、WHOが提唱を開始した「世界肝炎デー」と同日である7月28日を平成24年度から「日本肝炎デー」と定め、肝炎ウイルス検査の受検勧奨、新たな感染予防のため、すべての国民に対して、予防、治療に係る正しい理解が進むよう普及啓発及び情報提供を推進しています。

2.肝臓週間(7/25~7/31)について

 公益財団法人ウイルス肝炎研究財団の主催により、平成3年度から「肝臓週間」運動が実施されています。

 「肝臓週間」は、世界肝炎デーであり、日本肝炎デーでもある7月28日を含む一週間です。肝炎についての正しい知識の普及と予防の重要性についての認識を高め、肝疾患の撲滅を目標に啓発活動に取り組むことになっています。

 今年度は、令和4年7月25日(月)から令和4年7月31日(日)までです。

 県では、これまでに各保健所において、街頭キャンペーン等を実施することにより、肝炎の普及啓発に取り組んでいます(令和2年度からは新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため中止しております)。

※本県の肝炎医療コーディネーターの皆様へ※

 肝臓週間の取組として、ご所属先にポスターの掲出を希望される方はこちらからお申し込みください。

<肝炎普及啓発ポスター>

肝炎普及啓発ポスター見本

3.肝炎ウイルス検査を受けましょう

 我が国のウイルス性肝炎の患者、感染者の数は推計で350万人を超え、国内最大級の感染症と言われています。また、肝がんで死亡する方は年間3~4万人にのぼり、このうち肝炎ウイルスの持続感染に原因する肝がんの死亡者が全体の8割以上を占めています。肝臓は、それ自身に病気があっても痛みを感じることがなく、少しぐらいの障害では自覚症状(体がだるい、黄疸等の症状)が現れないため、「沈黙の臓器」と言われています。 このため、感染に気づかずに、適切な時期に治療を受ける機会がないまま、肝硬変や肝がんなどの重篤な病気に進行してしまうことから、早期発見、早期治療がたいへん重要です。

    「これまで肝炎ウイルス検査を受けたことのない方は、この機会にぜひ肝炎ウイルス検査を受けましょう。」

 検査は市町村健康増進事業での総合検診(※詳細は各市町村にお問い合わせ下さい)や職場の生活習慣病予防検診等で受検できるほか、県内各保健所及び県が委託している指定医療機関においては無料で検査を受けることが出来ます。

  ※保健所・委託医療機関での検査についてはこちらのページをご覧下さい

 

4.肝疾患の診断、治療に関する相談を行っています

 福島県肝疾患相談センターではウイルス性肝炎(B型肝炎、C型肝炎)をはじめとする肝疾患について、専門の相談員が相談に応じています。(詳しくはこちらのページをご覧下さい

 ○福島県肝疾患相談センター     専用ダイヤル 電話:024-547-1414(相談員:保健師)    

  相談日:週2回(月・水曜日)14時~17時(ただし、祝祭日、年末年始を除く)

5.普及啓発用リーフレットを掲載しています

 リーフレットを活用し、肝炎対策の普及啓発にご協力くださいますようお願いします。(詳しくはこちらのページをご覧下さい


<連絡先>保健福祉部地域医療課〒960-8670 福島県福島市杉妻町2-16 電話:024-521-7238 Fax:024-521-7926