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診療日記(内科 小山大輔)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月27日更新

診療日記

~貧血の話~ 

宮下病院 内科医長 小山 大輔

 健診や病院での定期採血等で貧血を指摘される患者様はたくさんいらっしゃいます。貧血の中でもっとも頻度が高いのは、「鉄欠乏性貧血」という病気です。肺から全身へ酸素を運搬する「ヘモグロビン」を作るのには、「鉄分」が必要であり、何らかの原因で「鉄分」が不足すると貧血になります。

 治療として、鉄分を飲み薬、あるいは注射で補うことで貧血は改善しますが、大事なのは、その鉄分が足りなくなる「原因」を検査して特定することです。

 高齢者の方は胃がん、大腸がん等の悪性腫瘍が隠れていることが多く、内視鏡検査等で異常が見つかる例が少なくありません。貧血が見つかった場合は必ず原因検索のための検査を受けることを強くおすすめします。

  お医者さんのイラスト(全身)

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