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第64回福島県農業賞表彰式を開催

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年9月15日更新

第64回福島県農業賞表彰式を開催

 令和5年9月12日(火)、杉妻会館(福島市)において、第64回福島県農業賞表彰式を開催しました。

 今回の福島県農業賞(農業十傑)は、農業経営改善部門8件、集団活動部門(農村青年活動の部)1件、新規就農部門1件、復興・創生特別賞1件の計11件でした。

 

第64回福島県農業賞(知事挨拶) (福島民報賞を受賞される受賞者の皆様)

 (福島民報社賞を授与される受賞者の皆様) 

【農業経営改善部門】  

♦農林水産大臣賞:有限会社ILoveファームおだか(南相馬市)

受賞者名 (敬称略) 経緯の特徴

油井 健治

油井 妙子

   (福島市)

プール育苗等水稲の省力化技術の導入や果樹品目及び優良品種の導入を進めるなど、規模拡大と生産量の向上を両立。水稲は主食用米の他、酒米を作付けしており、地元の酒造りにも貢献。(水稲、もも、りんご、ぶどう)

佐々木 春男

佐々木 明子

(伊達市)

樹園地借入により、農地集積、経営規模拡大を進め、遊休農地の発生防止に貢献。ももの生産においては、14品種を導入し、長期間の収穫・出荷により、労力の平準化と雇用の維持を実現。(もも、りんご、水稲)

佐藤 佐市

佐藤 洋子

(二本松市)

自家製の培土による育苗期間中の肥料切れ防止やポットを置く間隔を一般的な間隔より広くすることにより、高品質な苗の生産を実現。環境に配慮した持続的な農業を目指しており、有機JAS認証を取得し、露地野菜の様々な品目で有機栽培を実施。(野菜苗、産直野菜、しいたけ)

有限会社武田ファーム

(郡山市)

郡山市のブランド牛「うねめ牛」の確立、維持、発展に尽力しており、郡山市ブランドの維持、発展に大きく貢献。独自配合の飼料給与やアニマルウェルフェアに配慮した飼養管理により、品質の高い牛肉の生産を実現。(肉用牛)

郷 隆

郷 美枝子

(石川町)

多品目の組み合わせによる切れ目のない栽培を行っており、自家農園の直売所での販売や規格外果実の6次化、複合性フェロモン剤を活用した環境にやさしい果樹栽培を実現。(水稲、りんご、おうとう、もも)

農事組合法人若宮グリーンファーム

(猪苗代町)

収穫期の異なる食用米7品種を栽培することで、作業の平準化と多収品種導入による収量の高位安定化、新たな農業機械の導入による労力の軽減を実現。山間地域における離農者の農地の受け皿となっており、優良農地の維持、遊休農地の解消に貢献。(水稲)

株式会社土っ子田島farm

(南会津町)

花き栽培と農産物加工組み合わせにより、年間を通じての雇用維持の実現。花き栽培では土壌分析に基づく施肥や灌水により高品質な花きの生産、農産加工では自社製品製造のほかに県内全域からの加工受託を実施。(花き、野菜、農産物加工)

有限会社ILoveファームおだか

(南相馬市)

生産から出荷調整までを自社で行い、青果物流通大手へ全量出荷している。先端技術を活用した作業の効率化や優れた品種の導入による収量・単価の向上により高い収益を実現。栽培面積の拡大による遊休農地の解消、新規就農者確保に向けた取組などにより、地域の営農再開や農業振興に貢献。(ブロッコリー)

 

【集団活動部門(農村青年活動の部)】
受賞者名 (敬称略) 組織の活動

SAF会

(矢吹町)

平成27年に西白河地方の青年農業者10名が発起人となりSAF会を再結成し、活動を再開。ハウスの遠隔監視システムに関する勉強会等を行いながら栽培技術向上と経営改善に向けて、新たな挑戦を続けている。令和4年度からは新規就農者交流会においてシステムの活用事例の紹介など地域青年農業者の牽引役として、積極的に活動を実施。(会員13名)
【新規就農部門】
受賞者名 (敬称略) 経緯の特徴

田中 圭

(喜多方市)

就農前に習得した栽培技術や労務管理やマネジメント能力を生かし、限られた雇用労力で安定した生産実現。平成31年の就農から僅か数年で地区の単位収量・販売単価の平均を上回るなど、アスパラガスが儲かる品目であることを実践したモデル的経営。(アスパラガス)
【復興・創生特別賞】
受賞者名 (敬称略) 復興・創生への取組

JA福島さくらふたば地区楢葉町甘藷生産部会

(楢葉町)

震災後、町の新たな振興作物である甘藷の生産を増やすため、指導会による技術等の習得や共同防除、収穫・出荷の目揃えや体制整備、出荷実績検討会の実施や民間企業や町特産品開発センターとの連携により、甘藷の生産から加工販売までの一貫体制が整備されることで、新たな町の特産品として6次化商品が誕生するなど、町の農業再生に大きく貢献。(会員45名)

 

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