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施設管理台帳

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月1日更新

1 概要

(1) 台帳は施設管理者が記入します。

(2) 予防保全対策・整備補修計画策定を視野にいれた台帳とします。

このため、台帳には施設の概要の他に、補修履歴、診断評価、更新計画を記載します。

(3) 「施設管理強化月間」に合わせて行う一斉点検(点検・一次診断)の結果を反映させ台帳の内容を毎年度更新します。

(4) 診断により施設の劣化状況を把握し、ライフサイクルコストの低減を見据えた更新計画、年次計画を作成します。

水路の点検

2 内容

 台帳は、以下の4種類とします。

1. 基礎台帳(施設概要等)

(1) 施設の基本的な諸元のうち、必要最低限として下記のような内容について記載します。

  ア 施設概要(位置・規模・能力)

  イ 財産関係(造成事業・管理者)

  ウ 水利権(河川・水量・期限等)

  エ 施設管理(体制・基準等)

(2) 施設の状況写真を掲載します。

(3) 位置図、構造図については、今回の台帳では整備しません。

   (必要に応じ、既存の資料を利用します。)

2. 管理台帳(補修履歴等)

(1) 故障事故履歴(時期・内容)について記載します。

(2) 補修更新履歴(事業・内容・費用)について記載します。

(3) 記載の対象は、通常の維持管理にかかるものは除き、対象額はおおむね100万円以上としますが、必要に応じ施設管理者の判断により記載するものとします。

3. 診断評価台帳(点検・診断結果)

(1) 点検・一次診断の最新の結果について記載します。

(2) 二次診断の最新の結果について記載します。

(3) 評価基準により総合評価を行い、結果について記載します。

4. 更新計画台帳(予防保全(補修)、更新計画)

(1) 設備毎の評価結果と劣化状況について記載します。

(2) 適切な施設の更新時期を見据えて、更新計画(今後の方針)について記載します。

(3) 今後の方針に基づき、予防保全、更新等の年次計画(管理計画)について記載します。