造林補助金を受けるための条件についてお知らせします。

印刷用ページを表示する　掲載日：2025年12月17日更新

造林補助金の概要

　県では森林所有者のみなさんが、植え付け、下刈り、間伐などの森林整備を行う場合、あるいは森林組合等に施業を委託する場合などに、実施した作業内容に応じて補助金を交付しています。

1.　森林経営計画を作成し、市町村長や県知事の認定を受ける必要があります。

2.　補助の対象となる面積は、原則として1箇所当たり0.1ヘクタール以上です。

3.　補助金の額は、森林経営計画に基づく森林施業の計画的実施に関する事項や樹種、林齢などの現地条件により変わります。

森林所有者自身が施業を行った場合の1ヘクタールあたりの標準的な補助金額は次のとおりです。

作業の種類	対象林齢	標準単価算出の条件例	標準単価（千円/ha）	補助金額（千円/ha）
人工造林	－	スギ（コンテナ苗）（特定苗木）の植栽（1,900～2,000本／ha）	1,043	709
樹下植栽	－	コナラの植栽（1,000本以上/ha）	771	524
萌芽整理	－	刈り払い・芽かき	551	375
下刈り	～7年生	全刈り	217	148
除伐	11～25年生		224	152
保育間伐	16～35年生	列状、選木、伐倒、枝払、玉切	283	192
定性間伐（車輌系）（機械造材、間伐率30%以上）	21～60年生	搬出材積 50m3以上70m3未満/ha 選木あり	420	286
列状間伐（車輌系）（機械造材、間伐率30%以上）	21～60年生	搬出材積 50m3以上70m3未満/ha 選木あり	357	243
定性更新伐（車輌系）（チェーンソー造材、伐採率70%以下）	11～90年生	搬出材積 50m3以上70m3未満/ha 選木あり	518	352

※1　上表は令和7年度の標準単価です。

※2　標準単価とは、作業の種類ごとに県が定める1ヘクタールあたりの経費です。

※3　補助金額は、森林経営計画に基づき実施した場合の金額です。

※4　間伐及び更新伐は、1ヘクタールあたり10m3以上の木材を搬出する必要があります。

詳しくは、最寄りの県農林事務所、市町村、森林組合にお問い合わせください。