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扇ヶ峰牧野でアブトラップを設置しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年7月8日更新

 7月1日の放牧衛生検査終了後、扇ヶ峰牧野にアブトラップを設置しました。

 吸血性のアブ類は、吸血行動によって放牧牛に大きなストレスを与え、増体の減少を招くだけでなく、牛白血病等の病気を伝搬することが知られています。

 一般的にアブは2km以上の行動範囲があると言われており、特にニッポンシロアブが放牧地で多く見られます。吸血する際に白色や黄色よりも黒色や赤色への選好性が強く、吸血量は大型種で500mg、中型種で120mg、小型種では50mg吸血します。

 アブは温度の高いものへ近づく習性を持っており、日光で熱を帯びたボールの上を歩き回り、次第に上に登っていきます。上部にある筒は1度入ったら出られない仕組みになっており、薬品や電気を使用することなくアブを駆除できます。

 

 今回の設置が放牧牛の健康維持に繋がることを期待しています。

設置作業の様子ニッポンシロアブ(農研機構HPより引用)

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