ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 会津農林事務所 喜多方農業普及所 > 農業参入セミナーが開催されました!

農業参入セミナーが開催されました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年8月7日更新

 7月16日(木)に農業総合センターにおいて農業参入セミナーが開催されました。

 セミナーでは、当管内の喜多方市や北塩原村で耕作放棄地等を活用し営農を行っている(株)エガワコントラクターの江川正道代表取締役が「農業参入後の取組と課題について」と題して講演されました。

 同社は、法人としては今期11期目を迎えましたが、土木、建設会社として、耕作放棄地の再生やほ場整備等を行う中で、耕作する担い手がなかなか見つからず、放置すると再び耕作放棄地化してしまうため、自ら参入したとのことでした。

 現在は、アスパラガス、サフラン、さらには外食産業からのオーダーでハクサイやバレイショ等の露地野菜が生産されています。

 なお、農産物の出荷については、以前はJA、市場が中心でしたが、現在は飲食店、スーパー、オンラインショップがメインとのことで、コミュニティを広げ、そこにおいしいものを届けるのがモットー、高品質、希少性で高単価をねらうスタイルとのことでした。

 江川氏は、県内の若手農業者で組織する(一社)COOL AGRIの設立時からのメンバーでもあり、現在は専務理事を務めておられ、これからは「協働の時代」であると締めくくられました。

 講演の後には、関係機関から農地中間管理事業および農業制度資金や収入保険の活用等について情報提供がなされました。

 なお、セミナー終了後には参入に関心のある企業を対象とした相談会が開催され、参加した企業は参入時の農地の貸借に係る制度や補助事業等について相談がなされていました。

江川氏の講演