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各学科の紹介

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月31日更新
入校時から学生が自ら希望する就農分野と就農目標(自家就農・農業法人への雇用就農)を明確化した上で、専門性を深化させた実践教育を行うため、平成29年度より学部名称変更・学科再編を行いました。
農学部(平成28年度まで)農業経営部(平成29年度から)
農産学科(稲作・畑作専攻)水田経営学科
園芸学科(野菜専攻)野菜経営学科
園芸学科(果樹専攻)果樹経営学科
園芸学科(花き専攻)花き経営学科
畜産学科(肉畜・酪農専攻)畜産経営学科

また、よりよい学習環境を整備するため、新たな実験機材や加工機器、大型スクリーンなどを整備し、生産部の商品化や販売方法、経営などを実践する校内農産物直売所を新設しました。

 

各学科の特色について

水田経営学科

水田のフル活用を目指す土地利用型経営を実践するための高度な専門的知識や技術、さらには経営管理等について学ぶとともに、実習や先進地研修、先進農家等留学研修等を通じて実践力を育成します。
特に土地利用型作物を対象とした農業経営を実践するにあたって、近年の重要な課題である水田の有効活用を念頭に置き、地下水位制御システム(FOEAS)ほ場を活用して田畑輪換や輪作体系について学ぶとともに、経営上不可欠な課題である省力化、コスト削減技術や消費者が求める安全な農作物の生産、6次産業化に配慮した経営等について学習します。
これらの学習を効果的に実施するために、1学年では基礎実習等を通して多くの食用作物の栽培や加工を体験することにより作物栽培や加工に関する基礎的技術、観察力などを身につけます。また、先進地研修や先進農家研修を通して実践的経営感覚を養います。
2学年では稲作、畑作両分野のより専門的な講義と実習を一体的に履修し、水田の有効活用について高度な知識と技術を身につけるとともに、卒業論文は稲作、畑作の選択制とし、栽培の実践や調査研究を通してそれぞれの分野での高度な技術と経営感覚を醸成し、実践力を身につけます。
水田経営学科水田経営学科水田経営学科

野菜経営学科

野菜経営を行うために必要な知識や技術、経営管理について学ぶとともに、実習や各種研修等を通して実践力を取得します。
特に、野菜経営のみならず、農業経営全般で不可欠な課題である省力化やコスト削減に関する知識や技術及び消費者が求める安全・安心な農作物の生産に関する知識や技術等について学習します。
これらの学習を効果的に実施するために、1学年では基礎実習等を通して基礎的な技術や観察力を身につけるとともに、先進地研修等を通して実践技術を学習します。
2学年では、より専門的な講義と実習を一体的に履修し、野菜栽培についてのより高度な知識と技術を身につけるとともに、卒業論文に関する調査研究などを通して高度な技術と経営感覚を醸成し、実践力を身につけます。
野菜経営学科野菜経営学科野菜経営学科

果樹経営学科

県内の主要果樹を中心に果樹栽培に関する知識と技術を習得し、本県果樹産業を担う人材を育成します。
特に、高品質・安定生産や省力化等の先進栽培技術、果樹農業の担い手として生計を成り立たせる経営管理能力、環境保全型農業や安全・安心な生産・管理技術を身につけ、将来にわたって持続可能な果樹経営を学びます。
そのため、1学年では講義や実習を通し、果樹に関する基礎的な知識や技術を習得するとともに、留学研修による先進農家における経営内容、また、先進地研修による国内並びに海外における果樹産業の情勢を体感します。
2学年では、より専門的な講義や実習を通し実践力を身につけます。さらに、自ら課題設定した卒業論文に取り組むことにより、自らが考えて行動し課題を解決する能力や判断力を養い、地域農業や地域振興を担う人材を目指します。
果樹経営学科果樹経営学科果樹経営学科

花き経営学科

花き経営を行う上で必要な知識や栽培管理、経営管理技術について学ぶとともに、実習や各種研修等を通じて営農や経営にかかる実践力を習得します。
そのため、開花調節や省力化、高収量・高品質、品質保持等の生産技術をはじめ、花き経営者としての経営管理などを総合的に学習します。
これらの学習を効果的に実施するために、1学年では花き全般に関する基礎的な知識や本県の代表的な切り花、鉢物、枝物の生産技術や栽培理論について講義及び実習を通して学びます。また、試験研究や先進農家の事例を学ぶとともに、花き市場での視察研修やフラワー装飾の実習を通じて流通から消費までの知識を学習します。
2学年では、より専門的な講義や実習を一体的に履修するとともに、卒業論文では学生自ら責任を持ち栽培管理から販売を行うことで、専門的な生産技術や経営感覚等を学び花き経営の担い手としての実践力を身につけます。
花き経営学科花き経営学科花き経営学科

畜産経営学科

自家への就農や農業法人への就職により農業経営を実践する人材を育成するため、乳用牛、肉用牛を対象とした家畜の飼養管理をはじめとして、自給飼料生産、耕種部門との連携、安全・安心な畜産物生産や付加価値を高める加工技術など、畜産経営に必要とされる専門的な知識や技術を学び、幅広く習得します。
このため、1学年では年間を通して乳用牛、肉用牛についての講義、演習、実験、実習を行い基礎的な知識や技術を学ぶとともに、先進農家等留学研修や県内・県外での研修の実施など、畜産経営の現場を体感します。
また、2学年ではより専門的な講義や実習を履修するとともに、卒業論文のテーマを乳用牛と肉用牛他畜産分野から課題を選択し、飼養管理の実践や調査研究を通してそれぞれの分野での高度な技術と経営感覚を醸成し、実践力を身につけます。
さらに、畜産分野において必要とされる家畜人工授精師や大型特殊免許(農耕車に限る)などの資格、免許の取得を目指します。
畜産経営学科畜産経営学科畜産経営学科